知らず知らずのうちに人格が破壊されているらしい、みどりです。
エロゲは嗜好品だからねえ、いくら規制したって無くならないと思いますよ。こんな小さな市場を叩くより、もっとやることがあるんじゃないでしょうか。
とりあえずこんなことでアリスソフトが無くなったら恨んでも恨みきれない。
久々に小話です。っていうか書きたいとこだけ書いてみる。
おお振りパラレルです、よー。
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……真っ暗。
ま ぶし……。
これは、夢だわ。私の夢。だって私、何もないところに浮かんでいる。
何も、見えない。オレ、どこにいるの……?
何だろう、下の方に何かいる。
? 誰か いません、かー?
行ってみよう。
ここ、何か、怖い、よ。明るい けど、怖い。
『お前、俺が見えるのか……?』
何だろう、この声。とても懐かしい。
『あれ? 君、僕が見えるの?』
怖い! 怖い怖いこわいこわい……!
--じゃあ、遊ぼうか
すい、と浮かび上がるように廉は目覚めた。大きく息を吐き出したところも、体が少しだるいところも、水底を思いきり蹴って水面へ勢いよく飛び出した時の感覚と似ている。ぼんやりと視線を天井に泳がせる。白いはずのそこが薄青に染まって見えるのは、夜明けまでにまだほんの少し時間があるということだ。廉はふにゃりと笑うと、ベッドにもぐりこんで体を丸めた。
暖かくて柔らかいベッドの中で、夢と現の狭間を漂うのは気持ちがいい。思い出すのは今年、初めて行った海の事だ。田島に連れられて一緒に貝やヒトデを取った。海の底から見上げた景色は、青くて、ゆらゆらしていて、眩しかった。夢中になりすぎて岸から離れてしまい、田島ともども阿部に怒られたのもいい思い出だ。
「あ べ くん……」
廉の口元がほころぶ。声に出してしまったことが恥ずかしくて、廉はますます体を丸めた。
阿部隆也はすごい人だと、廉はいつも思っている。廉の生まれ育った場所は三星と西浦の国境近くの小さな村だけれど、阿部は生まれた時から西浦の首都に住んでいる。廉は村長の息子で、阿部は大陸でも名の知られた貿易商の跡取りだ(でもそのことを言うと阿部はひどく嫌がる)。何でもよく知っているし、強い。初めての場所で何も分からなかった廉を、一番最初に見つけてくれた。廉の力を認めてくれた。阿部がいたから、廉は初めて学校という場所が楽しいと思ったのだ。
阿部のことを考えると、どうしてか胸が締め付けられて平常心が保てなくなる。廉は何度か寝返りを打ったが、鶏の声に飛び起きてしまった。気がつけばカーテン越しに入ってくる光も、白々と明るい。軽く唸りながら廉はベッドから降りた。家にいるのも今日限り。明日から、また学校が始まる。また、冒険の日が始まる。
三橋廉、16歳。西浦国立冒険者学校一年在籍。職業、魔法使い。
未来に何が起こるのか、まだ、何も知らない。
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というような話を書きたいらしいです、よー。