君よ 俺で変われ! | Rolling Dogs

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のんびりぽつぽつ徒然に。AliceSoftと5927、GG。

獄にもそんな甲斐性があったらすごいと思う今日この頃。


獄ツナを書こうとして詰まってしまっています。なんかね、話が暗ーく、黒ーくなってしまうのは何ででしょう。特にツナ。本当にイベントに間に合うのか不思議です。ブログなんか書いていないで原稿しなくちゃいけないのにね。




赤ずきん 3


ツナが森の小道を通るのは随分久しぶりのことでした。昔は、よくお母さんと森へ遊びに行ったものですが、大きくなるにつれ森へ行く事はなくなってしまったのでした。今、こうして同じ場所に立ってみると、あの時広く感じた道は大人一人通るのがやっとで、昔はあんなに楽しかった遊び場もただの森にしか見えません。ツナはほんの少しだけ寂しい気持ちになりました。が、懐かしい思い出のせいで、森がそれほど怖くなくなりました。

さびれてしまったとはいえ、まだ人が使っている道ははっきりしています。思ったよりも明るい森の中を、ツナはさくさくと進んでいきました。

「あ」

前方に懐かしいものを見つけて、ツナは思わず声を上げました。道の脇に、大きな切り株が二つ並んでいます。小さい時のツナは、その切り株に登って、隣の切り株に飛び移る遊びが好きでした。近寄ってみると、切り株はぼろぼろでいくつも茸が生えています。それでもまだ残っていたことが嬉しくて、ツナは切り株に乗ってみました。昔は飛び移り損ねた隣の切り株にも、今のツナなら余裕で移動できます。

ぽん、と、隣の切り株に飛び乗ったところで、後ろから声をかけられました。

「おい」



つづく


メルヘンぽいツナ。