ある匂いで別のことを連想する。


ワインを題材にした人気マンガではワインを味や香りで何とか山とか、何とか菩薩とか、歌姫とか行ったことも見たことも無いはずのイメージするようだが普通の人間、私の場合は過去に経験したことと、印象に残っていることと紐付けされていることが多い気がする。


それは良い匂いも悪い臭いもあまり変わらず、そのときの状況によってどんなに良いものも、悪いイメージが植えつけられ逆も然り。


特定のシャンプーやオーデコロンの香りで好き嫌い関係なく特定の人を思い出したり、あるワインの樽香で自分の持っている木製の楽器をイメージしたり。


それと同じようなことが、先日会社のトイレで起こった。

用を済ませて手を洗おうとしたときに液体石鹸を使ってみた。その瞬間昔住んでいた家での出来事を思い出した。

小学生当時、叔父さんはアメリカで仕事をしており、実家に寄ったときにお土産でフルーツっぽい匂いがするサインペンセットをもらった。

ピンク、、、色と匂いが一致しないなんとも刺激的で其々何度も何度も匂いを嗅いだ。これが教科書で習ったアメリカという国の匂いなんだ、、と。


その中で一番嫌いな匂いだったペンがあった。確か紫だったか、ピンクだったか。


嫌いといっても、何度も恐る恐る嗅いでみて、やっぱり無理!とふたを閉める。書くのに使うより匂いを楽しんだ。


発泡スチロールのケースに紙の外装で、今ではもう捨ててしまって無いかもしれないが、記憶力の乏しい私に残る、これは確かに子供の頃の思いで。

毒々しいピンク色の液体石鹸で手を洗っている間、そんなことを思い出した。



アメリカに転勤して1ヶ月後のことだった。





ネタ切れで柄にも無いことを書いた気がする・・・・