赤ずきんちゃんにお借りしました。
確信-5
桜の蕾もピンク色になって来ていました。
「なんか久しぶりだなぁ」
「俺はね、時々来てたよ。サクラとお喋りしてた」
「初めて見つけた時は、立っていられたのに、こんなに小さかったのか」
「自分たちが大きくなったんだよ」
和也は置いておいたシートを広げました。
「お仕事は、どこに行くの」
「4月は九州の方って言ってたよ。
ゴールデンウィークに、間に合わせる所が結構有って、5日間ごとに移動みたいな予定だったよ」
「忙しいんだね」
「和くんだって、高校いったら忙しいだろ」
「そうでもないよ。
帰って来る?」
「もちろん、今度は家からだからね。
会社も親方と出かける時も、家からだから」
「そっか」
下を向いて嬉しそうにしている和也を、みて智も嬉しくなりました。
「暗くなって来たね。そろそろ、帰ろう」
立ちあがろうとした和也の腕を、智がつかみました。
「あっ!」
座っていた智の上に、倒れた和也を、智はぎゅっと抱きしめました。
「和、好きだ。
ずっとずっと、好きだった」
びっくりした和也は智の胸を押して、向き合いました。
「ホントに?俺は男だよ」
「関係ねぇよ。和也は和也で、だから好きなんだ。
初めて会った、生まれたばっかりの和も、スイカの周りを回ってた和も、桜の花びらの中を走る和も、夏に水かけあった時も、オレが出る時、少し淋しそうに笑って見送る和も…」
今度は和也が、智の肩に手を回して、ぎゅっと抱きしめました。
「智くん、智、俺も好き。
ずうっと、ずうっと好き大好き」
「なんか、小学生の時みたいだ」
智と和也は、手をつないで歩いていました。
「小学生はこんな暗くなるまで、外で遊んでいないよ」
春の夕暮れはまだ早く、一番星がまたたいていました。
🎹🎹🎹🎹🎹🎹🎹🎹🎹🎹
ひとことふたこと
周りの人の心配を他所に
やけに落ち着いているのは
有る程度の予想通りだったから
ただ今なんだ…と言う衝撃はあったけれども。
それに
今月は映画が始まり
6月は本が発売
7月はアルバムが発売
10月はコンサート
11月はドラマの配信
取りこぼさない様に
本当に健康第一で過ごさないと
着いていけん‼️
それでは、また🤗

