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こんにちは、はしもとまゆみです。
みなさん、安全な場所にいらっしゃいますか。
心身健やかに過ごせていますか。
先日、
息子(中2)の家庭訪問があり、担任の先生がいらっしゃいました。
そのとき、先生がおっしゃった話の中で印象に残ったのが
学校で設定した個人目標が「積極的に発言すること」であったこと。
息子は、
人格適応論(※)でいうと「想像」「行動」、時々「反応」です。
※「人格適応論」
人には6つの人格的特徴が見られると考えていて、各適応タイプにはそれぞれ効果的な人間関係の深め方があると考えられています。
自分がどのタイプかを客観的に見ることで、より自分が理解でき、また、6つのタイプを知ることで相手のことも理解できる。
コミュニケーションを効果的に図るために、とても有用な考え方です。
息子が幼少期の頃、
あまり前に出ようとしなかったり、
自分の気持ちを表現しにくかったり、と、
お友だちとの関係も、相手から関わってくれるのを待っていたりしていました。
仲良くなると、
自分のタイミングで、自ら関わっていくことも増えていくのですが、
どちらかと言えば、「待ち」姿勢がスタンダードです。
それでも、様子を見ていると
あるときには、自分の立ち回り役を知っているような振る舞いをしたり、
またあるときには、目立つような役割として前に出されることもあったり、
さらにまた一方では、
お友だちと仲良くなると、ふざけたりして、収集つかなくなることも
場面が変わると、見える一面も変わっていく様は、
見ていて飽きませんでした。
話を戻すと・・・
彼の個人目標が「積極的に発言すること」であるとの話を聞いてから、
わたしの心の中に、
「申し訳なかったかな~」という罪悪感に似た思いが出てきました・・・
それは、
息子に対して、積極性を求めていたのが、わたし自身だったからです。
上のお姉ちゃんたちが、比較的、積極性が高いほうで、
わたしが考えるよりも先にいってて、自由にやっていることが多かったせいか、
いつまでも私の影に隠れてしまう息子に対して、
少し喝を入れてしまうようなこともありました
本当は、そのままの状態を受けとめてあげればよかったのに
当時、わたしの中の何とも言えないモヤモヤが、
その「積極性を求める」といった行動となっていたんですね。
このときの息子の気持ちはどうだったんだろうか?
と気になりはじめ、直接息子に聞いてみることにしました。
わたし : ちょっと聞きたいことあるんねんけど・・・
息子 : ・・・
わたし : 「積極的に発言すること」を今年の目標にしてたって話してたやん
息子 : うん
わたし : それって、前からママが「もっと積極的に」とか言ってたから、とかって影響ある?
息子 : ・・・
わたし : 自分で考えて、そうしたいって思ってるから?
それとも、今まで言われてきたから、やらんとあかんな~って感じなん?
息子 : ・・・
わたし : なんか、ママ言いすぎてたかな~と思ってて~
息子 : 自分で考えて決めた
わたし : そっか~
なんとも、味気ない会話ですが、
「自分で考えて決めた」と言ってくれて、少し安心もしたものの
やはり、息子の様子を見ると、全然影響なかったといえばそうでもないだろうな、と思いました。
というのも、
この質問をしてから、少し考えている様子を見せていたので、
もしかしたら、こういうことも、初めて考えてみたのかもしれません。
あ~、やり直したい~
子どもが、もっと小さい頃から、やり直したい~
子育てにおいて、
子どもの身体は小さいので、触れたり、抱っこするときなどは、力を加減しているけれど、
意外と、
心や気持ちに対して、そういった力加減ってしていたのかな~と、いつも反省してしまいます。
「心の耐久力」って、子どもと大人でも随分と違ってくるだろうし、
人によっても、違ってくるものだと思います。
ある言葉も、ある人には全く問題なくても、
違う人にとっては、その言葉がとてもつらく聞こえてしまうかもしれない。
例えば、関西弁でよくある「あんた、アホやな~」も、
笑って聞き流せる人もいれば、ショックを受けて落ち込んでしまう人もいるかもしれない。
人によって、
耐久力そのものの大きさに違いもあれば、その耐久の範囲も違ってくるかもしれない。
個人個人、違いがあるのは当たり前、ってわかっているけど、
常に、意識していることって少ないのかもしれないな、って思います。
また、「心の耐久力」を意識して、過ごしていくとしましょう
今日も、よい一日をお過ごしください