以前、

勤めていた職場では、仕事に関することをはじめ、

様々な相談を受けることがありました。

 

私もいろいろ相談したり、話を聞いてもらっていた

時期がありますから、これも順番なんですよねラブラブ

 

 

 

相談内容に関しては、同じ職場でもあるので、

私の経験から過去事例や意見を聞きたい、

というのがほとんどでした。

 

 

相談を受けたときに、直接その業務を担っていなくても、

私の経験で想定されることを提案してみたり、

より経験している先輩などを紹介していました。

 

 

また、一方で

研修などの機会に、同じ職場ではない方と

お話することもあり、その場でも相談を受けることも

ありました。

 

 

その中でも、印象深かったのは、

先輩講師として女性だけの研修に参加したときです。

 

その研修の参加者は、20代~50代の方で、

業務内容も所属など環境も異なる方ばかりでした。

 

 

講師が一方的に話す時間は比較的短くしてあり、

グループに分かれ、仕事での悩みなどを共有したり、

困ったことを解決するヒントを得るための機会として

実施されている研修でした。

 

 

年齢はともかく、「先輩講師」として参加した私は、

その問題の解決につながるような気づきに近づけるよう、

その内容をさらに詳しく、深く聴いてみたり、

場合により、これまでの経験に基づく提案などを

お話させていただきました。

 

 

また、グループ形式ですので、話す機会が偏らないよう、

ファシリテーター的役割もしていました。

 

 

 

 

休憩時間になって・・・

私が隣の方からの質問に応えていたら、

席が離れていた方も質問に来られました。

 

そうしているうちに、

隣のグループの方やその周辺の方も・・・

 

気付くと、私の席の周りに、14~15人ほど集まって

円陣組んでるみたいになっていました(苦笑)

 

 

ココで分かったことは、

悩んだり、つまづいたり、引っかかったりする内容って、

同じようなことが多いんだ、ということです。

 

 

一人が話しだすと、聴いている何人かが

うんうんと頷いている状況なのです。

 

 

どの業種でも、どんな環境でも、悩んでいることは

ほぼ同じような内容なのです。

 

 

“働く女性あるある”という感じでしょうか。

 

 

 

 

 

責任感が非常に高く、ギリギリまで頑張ってしまう

そして、ガマンしてしまう

 

 

男性ならこれぐらいはやっているから

自分も頑張らなくてはと思ってしまう

 

 

弱音を吐いてる人が周りにいないという

環境であれば、なおさら、自分だけ

弱音を吐くわけにはいかないと・・・

 

 

 

 

 

静かに言葉を選びながら話をする方

話しながら涙を流される方・・・

その様子を見ているだけで、これまでも

たくさんたくさん頑張って、踏ん張ってきたのだろう

と、容易に想像できます。

 

 

 

 

先日のブログとも重複しますが、

悩んだり、困っていることに右往左往している間は、

問題の原因や理由、根拠などが、

「自分の外側にある」と認識していることです。

(無意識に“そうだ!”と思い込んでいるという感じです。)

 

 

 

 

「(問題が)自分の外側にある」ということは、

「自分(の内側)には問題はない」という考えに

なっています。

 

 

これも誤解しそうなのですが、

そもそも「自分に問題がある」というような

直接的な表現で終わってしまうことではありません。

 

 

 

いろいろ話をしていく中で、じわじわ~と

「あっ、そうか~」と気づくポイントであったり、

「そういえば、そうかも~」と自分の中で解決してしまったり、

 

 

「自分の中に問題があった」というよりも

「自分の中で解決できるやん!」という感じです。

 

 

 

 

困っていると感じていることのほとんどは・・・

自分で解決できること なのです。

 

 

 

ただ、時間はかかるかもしれません。

誰かのサポートが必要になるかもしれません。

 

 

 

 

 

ひとりで考えて、悩みのループに

はまっているのであれば・・・

 

 

「聴いてください!」と信頼のおける方に

お話することをお勧めします照れ