最近、

あらためて感じる 「インサイド・アウト(7つの習慣)

 

 

※インサイド・アウトとは・・・

 英語では、裏側とか裏返しの意味があり、

ゴルフ用語では、スイング軌道の一つで、

ボールインパクト前後で内側から外側に

抜けていく軌道のことです。

 ただ、ココで言っているのは、少し前に

話題になっていた書籍 『7つの習慣』 

の中で示されている・・・

周りを変えることよりも、まず内面を変えていく

という考え方です。

 

 

 

人は、ついつい自分目線で物事を見てしまいます。

それも、 無意識に です。

 

 

そこで、

「すべての問題は自分の中にあり、自分自身が

変わらなければ周囲も変わらない。」という考え方が 

 『7つの習慣』のうちの一つ、インサイド・アウト です。

 

 

うまくいかない原因を、周りの人や環境のせいに

していては、人としての成長が留まってしまう、

という発想から生まれています。

 

 

 

 

 私もながいこと“勤め人”として過ごしてきまして、

仕事上での相談を受けることも多かったのですが、

聞いていると、“悩み” のほとんど、いや、全部と

言っていいほど人との関わりによるものでした。

 

 

ひと言でいうと、

『 コミュニケーション不足、もしくは、過多 』 に

よるものです。

 

 

コミュニケーションのバランスが偏っている、と

いうことですね。

 

 

いろんな意味で相手に期待しすぎるのですね。。。

(私自身も一時どっぷりハマっていた“悩み”です)

 

 

「○○さんが、協力してくれない。」

「○○さんが勝手に決めてしまう。」

「上司が部下の意見に耳を貸さない。」

「何もやらない上司にイライラする。」

「上司が全然わかってくれない」

「上司に報告すると不機嫌になる。」

「部下が上司の指示に従わない。」

「部下が仕事を覚えられない。」

「やる気のない部下への指導方法がわからない。」

 

                           ・・・・・など

 

 

よく言われる例えに・・・

 “ドッチボール” でコミュニケーションをとっていくのか、

 “キャッチボール” でコミュニケーションを図るのか、

があります。

 

 

 相手に「伝える」ことも大切ですが、

「伝わる」ことを意識しているか、

「伝わる」形で、伝えようとしているか、です。

 

 また、そのとき、相手を「受け取ってくれる人」と

して信頼しているか、も大切です。

 

 

 

 「ボールを投げる」 という行為のみに徹するのか、

それとも

 「相手がボールを受け取れる」ことを意識して投げるのか、

ということです。

 

 

人は、相手とどのように関わるか、で

関係性が大きく変わります。

 

 

 

 

「言っても聞かない。」

「やる気がないから言ってもムダだ。」

「そもそも聞く耳持ってない人だ。」

「言っても言い訳ばかりでやろうとしない。」

 

 

上記の考えには、言葉の頭に 「どうせ」 と

いう言葉がつきます。

 

 

 自分が起こそうとしている行動の結果を、

「どうせ」 という言葉であきらめている。

 

 そもそも、最初から相手との関係性を

あきらめている側面があるということです。

 

 

 

 

 そう言うと・・・

 

「いや、以前に言ってみたことあるんです。

でもダメだった。」

 

「この前、○○さんにそう対応しましたが、

伝わってないんです。」

 

 と、思っている方もおられるでしょう。

 

 

 

 

1回や2回程度であきらめていませんか?

 

 

 

 

たまたま、相手の体調が悪かったかもしれない・・・

 

 

たまたま、凡ミスのようなタイミングだったかもしれない・・・

 

 

もしかしたら、

相手も、これまでの経験から、あなたが投げてくる

ボールはイタイし、受け取りにくい、絶対ムリと

思っているかもしれません(苦笑)

 

 

ただ、

意識して行動してみた人は知っています。

経験した人は、わかっています。

 

 

その人たちも、最初はわかりませんでした。

やってみて本当にどうなるのか・・・

 

その考え方を理解できる、できない、

理解する、しない、にかかわらず、

 

とりあえず行動してみた、

まずやってみた人たちはわかっているのです。

 

行動に移した人だけがわかったのです。

 

 自分が変われば、相手も変わる と。

 

 そして、

 

 過去の記憶していることも

       変わった(ように見える)

 

 

 

 

自分が意識し行動することで、相手や周囲が

変化するのであれば、

 

もう、そのように意識して行動するしかないですよね!