日中国交正常化40周年記念行事の

一環ということで開催されている展覧会ということですが・・・・




皮肉なことに、

先頃の尖閣諸島問題に端を発して起こったデモと破壊活動。

冷え切った日中関係・・・・

中国との関係を憂れわずにはいれない感じです。





とはいえ、雲一つない晴天の休日



NAOMIの夢、KONNYの冒険・・・

こんな時こそ友好的にいかないとねっ♪ヽ(*⌒o⌒)人(⌒-⌒*)v

NAOMIの夢、KONNYの冒険・・・





さて・・・・・

展示は「王朝の曙」と題した紀元前10世紀以前から始まります。

紀元前2000年頃の殷や蜀から

紀元10世紀頃の宋までの約3千年に渡る

中国 王朝の文化をたどる壮大な展覧会。










中国では、死者とともに埋葬した、

人間や動物の姿をかたどった人形のことを『俑』といいます。



文官・武官などの臣下をはじめ、

妻妾、奴隷、家畜や愛玩動物など、多種多様なものを作り、

死後の世界への従者あるいは死者に対する魂の鎮めとしたそうです。


その代表的なのが始皇帝の陵墓から出土した

千数百体にものぼる等身大の『兵馬俑』。






しかし、

今回の展示では跪(ひざまづ)いて弩(いしゆみ)を構える兵士

『跪射俑(きしゃよう)』が数体だけ・・・あせる


とはいえ、迫真な存在感があり

西安に本物を見に行きたくなりました音譜


『跪射俑』

NAOMIの夢、KONNYの冒険・・・


徹底した写実性と圧倒的な物量を誇る兵馬俑は、
始皇帝という無類のキャラクターによって成立した
秦の桁外れな文化の性格を何よりもよく象徴していま す。


『女性俑』


NAOMIの夢、KONNYの冒険・・・

死後も生前と同様の生活を送るという当時の死生観の反映です。
おおむね型を用いて基幹部を作り、
細部を整形してから鮮やかに彩色をして仕上げたもので、
隅々まで均整の取れた端正な姿には、漢文化の様式美をうかがい知ることができます。




NAOMIの夢、KONNYの冒険・・・






4000年の歴史のを持ち、これだけの至宝を有する国が、

どうして現状のような国になってしまったのか

ちょっと考えちゃいますよね。



日中国交正常化40周年 
東京国立博物館140周年 特別展「中国 王朝の至宝」
~ 2012年12月24日(月)