人間とは何か。
現在、地球上に70億人いる人類。
民族、宗教、イデオロギーは様々です。
でも現在の人類はすべて
およそ700万年前に東アフリカで誕生したといわれてます。
アフリカを脱出したホモ・サピエンスが世界各地に散って、
今日の様々な人種になったというアフリカ単一起源説が有力。
その人類のたどった道のりの中で
アフリカ大陸からベーリング海峡を渡り、
南米最南端への移動は5万キロ以上におよぶルートがあるのですが
後にこの道のりはイギリスの考古学者
ブライアン・M・フェイガンによって
「グレートジャーニー」と
名づけられたそうです!!!
そんなかつての「グレートジャーニー」の壮大な旅路へ挑戦したのが
冒険家の関野吉晴さん!!!
5万キロ以上に及ぶ旅路を足かけ10年の歳月をかけてめぐり、
ついに2002年2月10日、人類発祥の地といわれ
旅のゴール地点であるタンザニア オルドヴァイ渓谷ラエトリへ・・・・
彼の地に、アフリカ一人旅の折り
私も訪れたことがあるんです。



そこで、面白いエピソードが・・・・
人類発祥の話をしてくれる資料館のガイドさん(タンザニア人の男性)が
「ここが人類発祥の地といわれていて、ここから人類は枝分かれし
広まっていったんです。どんな人類も、もとは一緒。
あなたの祖先も、僕の祖先も一緒ですよ!!!」
とイギリス人のおばあちゃんにむかって言うと
おばあちゃんはビクリして、「うそでしょ~」みたいな顔してました。
その衝撃を受けたようなおばあちゃんの顔が
おかしいくらい印象に残ってる・・・・・
確かに肌が黒く屈強なタンザニア人の彼と、
イギリス人のおばあちゃんを比べたら、そりゃ~ね

でも結局は、見かけ上まったく違って見える現在の「人種」だって
生物的には単一のホモ・サピエンスと言うことになるんですね~!!!

さてさて、話を関野さんに戻しますね。
関野さんは近代動力を使わずに自らの脚力と腕力だけを頼りに遡行し、
人類の足跡を訪ねたいという想いで
南米最南端ナバリーノ島をカヤックで出発!!
あしかけ10年の気の遠くなるような道のりを
徒歩、自転車、カヤックで踏破したというからすごすぎる

ゴールのオルドバイ渓谷には関野さんの偉業を讃える記念碑と

GEREAT JOURNYの旅の記録が・・・

こんなところで日本人が紹介されてるなんて
なんだか誇らしいと思ったものですо(ж>▽<)y ☆
とにかく関野さんは、私の憧れの人

関野さんの旅に出る初めの一歩は、ナント!!アマゾン。
その旅立ちの理由は・・・
「自分のやりたいことを見つけるために
全く違う環境に自分の身を置いてみることで、
全く違う自分を発見でき、
やりたいことが見つかるのではと思ったんです。
行き先は、インドでもアフリカでもよかったけど、どうせ行くなら、
一番未知の部分が多いアマゾンを目指しました。」
目的通り、
その一歩で関野さんの人生は変わったといいます

なんたって、その後冒険家になってしまうんですからね~

そして今でも旅に出る理由を
「面白いから。原動力は“気付き”
異文化に触れることによって自分の文化がわかったり、
目からうろこが落ちるほどの体験をする。
困難なほど達成感が大きい。
旅はこれからも続けていくし、まだまだやりたいことはたくさんあります」と
私のプチ冒険の旅は
沢木さんの『深夜特急』に触発されマレー鉄道で一人
シンガポールからタイへ旅立った日から始まった。
そして、上温湯隆の『サハラに死す』で衝撃を受けて
旅への姿勢が変わったのかもしれない・・・・
彼は観光客でなく旅人だった
そう思い込んでいた
観光客は、じきに家に帰るのに対して
旅人は、どの地にも属することなく
年月をかけて地球上をゆっくりと移動する
ポール・ボールズの『シェルタリングスカイ』の一文。
どこに流れ着くのか・・・・・・・・
話はそれましたが・・・・・関野さんの『海のグレートジャーニー』の

話を聴きに行ってきました~
詳しくは次回・・・・・・ヾ(@^▽^@)ノ