
「北京故宮博物院200選」」にようやく行って来れました!!!
なんたって、19日までですからね~

(あらら・・全景が撮れてなかったわ~)
実はこの全景はコチラ・・・・・

北京、台北、どちらの故宮博物院にも行っていますが
今回の展覧会は北京からの200選 ♪ ♪ ♪
北京の故宮は、1406年に明の永楽帝が建設し、
清朝ストエンペラー宣統帝溥儀まで皇帝の居城だった紫禁城、
即ち、故宮がそのまま博物館として公開されています。
ご存じだと思いますが世界遺産にも登録されますよ!!!
コチラが上空から見た故宮(紫禁城)!!
市内のほぼ中央を占め、面積は 725,000m² 、世界最大の宮殿の遺構
今回の見所は
中国第一級の絵画で国内でも滅多に 公開されない国宝
「清明上河図」~ヾ(@°▽°@)ノ
北宋の都・開封の光景を描いたものと言われています。
全長約5メートル、縦24センチの画面のなかに登場する人物は773人!
当時の都市に生きる人々の生活、賑わい、風俗、造船・建築技術が
手に取るよう見て取れます
しかし・・・・
オリジナルの作品展示は、1月24日で終了してました(涙)
悲しくも複製に変わってまして・・・残念っ

でも、それをも上回る興味深い絵巻
「康熙帝南巡図巻」があります


もとは12巻なのだすですが、今回展示しているのは
クライマックスの最後の二巻!!
それでも、ゆうに20メートルをこえる絵巻が二つ並んでいて壮観です!
皇帝のもとで幸せに暮らす人々の姿や
12巻の最終巻では、康煕帝が南巡を終え、紫禁城へと帰還する姿が観れます。
描かれている何千人もの人たちは、一人一人違った表情で
細部に至るまで緻密に再現されています!!
コレは必見

そして、もう一つの注目は
乾隆帝の肖像画

コスプレを着替えるように様々な衣装で登場する乾隆帝!!
満州族の正装をした姿、
『乾隆帝像』
歴代皇帝にならった漢族の姿、
『乾隆帝古装像屏』

『 乾隆帝是一是二図軸 』
*この画の中に登場している美術品がすべて展示されていますよ~!!
満州族が進行していたチベット仏教の文殊菩薩に変身した姿、

『乾隆帝文殊菩薩画像』
ヨーロッパの君主の様な姿…
『乾隆帝大閲像軸』
異民族の文化を尊重し、共存・融合させることで
多文化共生を目指した乾隆帝の思いが垣間見れます

昨日は天皇天皇陛下と皇后さまがご一緒に鑑賞されたようです!!

1月16日には皇太子さまも・・・

この展覧会は19日まで~!!
「北京故宮博物院200選」
◇ 会期:2012年1月2日[月][休]~2月19日[日]
午前9時30分~午後5時。
◇ 会場:東京・上野の東京国立博物館。
