ご訪問いただきありがとうございます。
NPO法人色彩生涯教育協会（CLE協会）認定講師の大澤由美子です
東京は毎日本当に暑いですね
暑くてもみなさん勉強がんばってくださっています
先日は色彩調和論を話しました
色彩検定１級では
シュブルール
ルード
オストワルト
イッテン
ムーン＆スペンサー
ジャッド
この６人の色彩調和論を学びます
この中でも私が好きなのはイッテンです
ヨハネス・イッテン（１９８８－１９６７）
スイス生まれ
ドイツにある、美術と建築の学校「バウハウス」の教師
のちに、「イッテン・シューレ」を設立
イッテンの考えた色相環
１次色として赤・黄・青
２次色として橙・緑・紫・・・これは１次色の混色の結果
３次色として１次色と２次色の混色の結果
この色相環の位置関係で美しい配色が決まるというものです
これがいわゆる「色相環の分割による配色」になります
ダイアード・・・色相環を２分割した２色配色で補色色相配色になります
トライアド・・・色相環を３等分した３色配色、位置関係は正三角形
スプリットコンプリメンタリー・・・ダイアードの関係にある一方の色を使わずにその両隣の色を使う、位置関係は二等辺三角形
テトラード・・・色相環を４等分した４色配色、位置関係は正方形
ペンタード・・・色相環を５等分した５色配色
白+黒+トライアド（イッテンのペンタード）
ヘクサード・・・色相環を６等分した６色配色
白+黒+テトラード（イッテンのヘクサード）
また、面積比率にも言及しています
高明度色は面積を小さく
低明度色は面積を大きくとるとバランスがいい
黄：紫＝１：３
赤：緑＝１：１
橙：青＝１：２
ダイアード好きの私にはとても参考になる理論です
さて
イッテンは日本の芸術家とも親交のあった人です
有名な竹久夢二はわざわざイッテンに招かれて
イッテン・シューレで日本画の講義をしています
そんなエピソードがあるだけでも
なんだか親近感がわきますね
スカイプでも講座をしています
仕事をしながらの方々
お子さんのことで忙しい時間を過ごしていらっしゃる方々
時間を見つけて
スカイプだったり
通ってくださったりして
受講してくださっています
暑い夏ですががんばりましょう！
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２・３級対策講座～１級２次対策も盛り込んでいます
１回２時間 全１０回×４，０００円、オリジナルテキスト代 ２，０００円
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