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カラー講師のViolaです

梅雨もいよいよ終盤ですね

本日東京は、とても蒸し暑く過ごしにく一日でした

でも、夏は確実に近づいてきていて
木々の緑もますます深くなってきています

さて、そんな木々の緑色
どうして「緑色は目に優しい」と言われるのでしょうか?
人間の目にはS錐体とM錐体とL錐体と言う
3種類の錐体という視細胞によって
色を知覚しています

知覚できる波長の範囲は約380㎚~780㎚で
これを可視光といいます
波長の大きい領域を長波長といい、赤→橙→黄の光
波長の中程度の領域を中波長といい、緑の光
波長の小さい領域を短波長といい、青→藍→青紫の光になります
ちょうど、虹の色ですね

色を知覚する、この錐体細胞は555㎚という波長で
感度が最高になります
感度がいいということは
少しの刺激でも感じるということです

この555㎚付近の色が緑色の範囲です
つまり、緑色は少ない刺激で知覚できる色なのです
目に負担のかからない色=目に優しい色ということになります
学校の黒板が緑色なのも
目に負担がかからず、集中できる色だからなのです
自然の中にいると
木々の緑色も目にしますが
そのほかにも、木々や草のにおいだったり
水のせせらぎの音だったり
とてもリラックスできますよね
そんなところからも、緑=自然=癒される=優しいという
イメージがますますわいてきます
他の緑のイメージワードとしては
若さ、新鮮、希望、平和、安全などなど
健康とか、やすらぎがありそうな感じがします
本当に緑色は心身ともに優しい色って感じですね
