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カラー講師のViolaです

今日はあいにくの雨

梅雨らしいお天気でした。
毎週末、なにかと用事があったのですが、
今日は完全OFF

久しぶりに何もない土曜日。
家でまったり過ごしました。
夕方テレビを見ていたら、
こんな素敵な番組があったんですね

テレビ朝日の「水彩物語」です

日本の名水とその自然の美しさを
魅力的な映像で紹介しています
日本人なら誰でも
ここぞ「日本」と誇れるような素敵な自然です

そして、同時にその自然にちなんだ「色」を1色紹介しています

マンセル値なんかも紹介されているんですよ。
勉強になります。
今日は「薄水色」という色でした。
「瓶覗」という色に似た薄い緑みの青です
私は日本の色が大好きです
同じような色にもたくさんの名前がついています
自然にちなんだ名前
生活にちなんだ名前
流行にちなんだ名前
たくさんの由来があり、
それぞれをとても大切にしてきた歴史を感じます
自然に敬意を表していたり
自分たちの生活を楽しんだり、
感受性が豊かだったことがとてもわかります
検定で学ぶ色はごくわずかです。
その何十倍も何百倍も
日本人には色があります。
名前の付け方もステキです
先ほどの「薄水色」
山奥の滝つぼ、その後ろには苔むした緑色の岩があります
そこに明るく差し込む太陽の光
「薄水色」って聞いただけで、
こんな風景が目に浮かびます
一方同じ色合いの「瓶覗」
庶民の着物を染めていた藍色

藍色という深い色は、何度も何度も染めを繰り返した結果です
その藍壺にちょっと浸してすぐに引き上げたような薄い色が「瓶覗」
布や糸が少しだけ藍壺をのぞいた色なのです
面白い名前の付け方だと思いませんか?
仕事をする上で、でてきた色
藍染め関連ではそのほかにも
浅葱色、縹色、藍色などたくさんあります
職人さんの、色を楽しむ粋をとっても感じます
色をじっくり眺めたり、
ゆとりを楽しむことができるような生活がしたいものですね
そんなことを感じた、まったりとした土曜日でした
