真夏の夕暮れどきは
カジュアルなワインをきゅっと冷やして
トルコやモロッコの
カラフルでちょっとスパイシーな料理と
テーブルいっぱいに並べたガラスやアクリルに
西に傾いたオレンジの陽が
そして幾杯ものすきとおったワインを
きらきらと透過するのを眺めながら
中東料理と冷え冷えワインで
エキゾチック♥パーティースタイル
そんなテーマでの
今回のワイン教室ヴィオニエールで味わっていただくワインは
お料理に合わせて3本が地中海沿岸のワイン
中でも2本はとてもレアなギリシャのモノ
世界のワイン業界の動向を彼らがになっているという
ワイン資格の最高峰
マスターオブワイン
日本人として去年初めて取得されたのが
大橋健一氏
と私、知ったふうに言ってますが
先日BSで放送していた番組で知ったばかり(笑)
その大橋氏が番組中で紹介されていたワインが
まさにこれ
ギリシャのトップ造り手である
キリ・ヤーニのワイン(真ん中の2本)
日本はフランス、イタリアワインの輸入に関しては先進国
しかしギリシャはまだま知られていない
ワイン発祥の地とも言われ
ワイン造りの歴史においても品質でもトップクラスだそう。
これからはギリシャワインの時代。。。
飲んでみたい~これ
と思っていたら
いつもワインを仕入れているインポーターのモトックスさんで
この4月から輸入を始められていると聞き。。。
ギリシャはトルコの隣国
料理も似ていて今回にぴったりだ~と教室用に即発注しました。
この日の教室は友達でもあるあすかちゃん
ギリシャワインってどんなの~?
彼女のレッスンはいつものように二人でテイスティングから。。。
一口飲んで、美味しいとまず感じたら
ゆっくりワインを観察して。。。
それぞれのワインの味わいの特徴をとっていきます。
そのあとはたっぷりプライベートトークに花が咲き。。。
中東料理とよく合う♪と
すっかり暗くなるまで二人でワインが進みました
まだ珍しいギリシャワインってどんなワイン?
と思われた方のために
参考までに2本のうちの一本の私の拙いテイスティングコメントです。
バランガ ホワイト 2015
生産者 キリ・ヤーニ
品種 ロデティス80%(ギリシャ最古の固有品種)
マラグシア20%
外観
透明感あるやや緑がかった輝きある淡いレモンイエロー
粘性ほとんどなくさらさらでディスクなし
香り
レモンやグレープフルーツの爽やかな柑橘フルーツ
少し青っぽい茎
スワーリングするとシナモンや蜜の甘さも出てくる
味わい
アタックにフレッシュできゅっとしたレモンの柑橘を感じるが
決して強すぎない心地よいこなれた酸味が口中いっぱいに広がり
まだ若いワインだと感じ取れる。
外観からは想像できないオイリーさしっかりした厚みもあり
ほんのりはちみつの様な甘さ
反して香りで感じたハーブの青っぽさ
スパイシーさ
最後に土地からのミネラル感である塩味と苦味が
全体を引き締めて
アフターは5~6秒
今飲みごろの酸味と甘味のバランスがとても良いワイン
ワイン教室ヴィオニエールでは
様々なタイプのワインを楽しんでいただき
自らその味わいを掴んでいくというスタイルです。
ただし、最初からティスティングはいたしません。
あくまで希望される方のみ。。。
なぜなら頭で飲んでしまうことになるから。。。
それより
心でワインを感じていただきたいから。。。
ワインの楽しさの始まりは
まずそのいろいろな美味しさを知ることだから。。。
お気軽に問い合わせ頂ければとても嬉しいです♪