その昔、駄菓子屋に置いてあったという河合商会さんの1/100 エアープレーンシリーズ。そのNo.4がこのダグラスB-26インベーダーです。他にはドルニエDo217、三菱100式司令部偵察機、B-17爆撃機、F-86セイバーなんかがあったみたいですね。零戦やメッサーシュミットBf109などのメジャー機には一切関わらないというこのラインナップがたまりまへん!(ヘンタイや)。しいて言えばセイバーは人気のジェット機なんで、ここはコルセアⅡ当たりが良かったんじゃないかと(余計なお世話や)。

 

 

 当時のお値段はワンコインです。河合商会さんは飛行機だけでなくゼンマイ式のスーパーカーとかもワンコインで出していたそうです。うーむ、100円玉でこれが買えたのか。そう言えば種を巻いて育てる箱庭シリーズも河合さんから出ていて、スケールが一緒ですね。農家と爆撃機でジオラマができるな。。。。

 

 

 で、作ってみた感想は透明パーツとかプロペラとかちゃんと付いてるし、てんとう虫みたいな旋回砲塔もグッドです。当時物の雰囲気そのままに制作しました(手抜きすな!)。さすがにデカールは干からびてましたので、手持ちから適当にペタっと貼ってます。ってかワンコインでデカールが付いていることが奇跡です。すごいぞ河合商会!(お前が言うな)。

 

 

 少し寄ったところでパチリ。チープですが最近のプラモデルには無い愛嬌が有りますよね。

このB-26ですが、マーティンB-26マローダーと記号が一緒でややこしいです。もともとはA-26だったんですが、米陸軍航空隊が空軍として独立した際に爆撃機として登録され、B-26に名称が変わったそうです。BはBomberの頭文字ですかね。で、もともとあったB-26マローダーと被ってしまったそうです。しかもその後A-26に再度名称変更されていて、一層ややこしくなっています。

 

 さて、そんなインベーダーですが現在でもアメリカオクラホマ州で稼働する機体が有ります。それを紹介したドキュメント動画がこちら

 

 

 

 3分くらいの所で爆撃用の扉が開くシーンが有りますが、おっちゃんが落ちないか心配になりました。思ってたよりも小さい機体です。コルセアやサンダーボルトにも使われたP&W社のR-2800エンジンを2基搭載して最高速度は約580㎞/hだったそうです。その性能を生かして爆撃機だけでなく、攻撃機としても使われています。

 

 この模型はプラモデルを組立、塗装したものです。懐かしいワンコイン模型で楽しく製作しました。

 

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