WINDOWS10をインストールしたらとたんに重ーくなてしまったノートパソコン、SONYのバイオ Model PCG-7143N (VGN-NS50B)です。それまではWINDOWS7で割とサクサク動いてたんですが、今ではOSが立ち上がるのを待っていられません。トイレに行ったくらいじゃまだまだ。ついでに歯ブラシして丁度いいくらいです(ヒマ人や)。おまけにeマークのインターネットエイクスポローラーがエッジに変わって以来、エッジが立ち上がらない状態になりました。動画が見れないノートパソコンなんて冬の蚊取り線香、いや、クリープを入れないコーヒーより役に立たんぞ(何のこっちゃ)。それもそのはず、メモリーは1.5Gしかないんで、OSを立ち上げた時点で既にメモリーが1G切ってます(はよ捨てろ)。でもこのノートパソコン、SONY製だけあって画面がとても綺麗なんで捨てるに捨てられず、タンスの肥やしになっていました。そこで今回はこいつをWINDOWS10でエッジが快適に見れるように改造です。予算はずばり樋口一葉さん1枚。

 

 

 用意したのは2Gメモリー2枚と上の写真のSSD。メモリーは生産中止ですが~4Gまで中古市場に出回っています。でも4Gメモリーは1枚で予算オーパー(泣)。2Gの実に10倍以上のお値段です(2Gが時代遅れで安いだけや)。動画を見るだけなら4Gで十分なので2G×2枚にします。SSDはハードディスクと換装するだけで劇的に処理速度が速くなる救世主です。ディスククローンという作業で元のハードディスクの内容を全てSSDにコピーすればOK。メモリー、SSD、SATAケーブルをオークションで探し、予算内ぎりで収まりました。

 

 後は下で紹介するパソコン博士TAIKIさんの動画に沿って作業していくんですが、まあ素人ですのですんなりとは行きません。少しでも動画と異なる状況に遭遇すればそこは一気に未知の世界。今回の場合、オークションで購入した中古SSDがGPTモードでフォーマットされており、それをコピー元ハードディスクのMBRモードに直さなくてはならなくなったんですが、そのやり方が分からない。GPTの内容を消去してMBRに再フォーマットすればいいんですが、フォーマットが選択できません。MBR⇒GPT変換のやり方は参考になりそうな動画が出てますが、逆は無い。そうか、ザクがグフに進化しても、その逆は無いのか。。。最初から新品を買うのだよ。これだからど素人はぶつぶつ。。。とか独言をつぶやきながら試行錯誤するも上手くいかず、モード変換を諦め、そのままディスククローンしたら1回目はエラーとなり、2回目で何故かMBRモードでコピーされていました。結果オーライです!(ホンマか?)

 

 

 ディスククローンが済めば後はハードディスクと交換するだけです。最近のノートパソコンはハードディスクにも楽にアクセスできるものが多いですが、古いものは裏蓋を外す必要が有ります。この裏蓋、多数のネジが使われており、場所によって長さが微妙にことなるので外した場所を覚えて置く必要が有ります。私のように何も考えずにやると戻すのに3倍時間がかかります。しかも1本余った(何で?)。それでフタを開けたのが上の写真ですが、左下にあるハードディスクを慎重に外してSSDと交換します。最初はSATA端子に接続しただけでネジで固定せずに仕上げたんですが、修理中にSSDが動いたらしくOSが立ち上がらず、再度フタを開けてSSDをネジで固定する羽目になりました(手抜きすな!)

 

 とまあ細かいトラブルを除けばこんな感じで作業は順調?に進み、無事改造が終わりました。改造後は約50秒で立ち上がり、動画もサクサクです。いやー良かった良かったとタンスに戻した時に気がついたんですが、今使わないと2年もすれば使えなくなるんじゃあ。。。。

 

 今日はパソコンの神秘の世界を分かり易く解説してくれるパソコン博士TAIKIさんの動画です。最初がディスククローンの方法。あとWINDOWS11の鬼門OneDriveのクラウド同期についての分かり易くて面白い動画もリンクしておきます。