こちらはコロンビアの家具調脚つき真空管ステレオ SSA-750です。D.S.Cというコロンビア独特のサウンドシステムがついていて、音の広がりをモノラルからステレオまで連続的に調整することができる当時の高級ステレオです。このでかい図体に似合わぬきゃしゃな猫脚がついているところがたまりまへん(ヘンタイや)。

 

 

 レコードをかけると懐かしい柔らかなサウンドで部屋が満たされます。トーンコントロールにエコーもついてるんで、適当に調整したらあとはコービーを飲みながらゆったり時間を楽しんでます。このエコーは基板に繋がった長細い巻きバネで音を遅らせ、その遅らせた音と元の音とミックスして作るそうで、裏蓋を外して見ると確かにぶらぶらしてる巻きバネが有ります。おお、これがいにしえのアナログエコー発生装置か!と棒でつついたら部品が外れて壊しそうになりました(アホや)。

 

 

 MW1 MW2, SW, FMの4バンドです。MWはミドルウェーブ(中波)で、今でいうAM(アンプリチュード モジュレーション)です。もっと前のラジオではBC(ブロードキャスティング)という表記もありますね(小ネタはさむな)。SWは短波で、今でも幾つか日本語放送が楽しめます。MWが2バンドあるのは、当時ラジオで2局が合同でステレオ放送をしていたそうです。同時に2局を受信するとステレオ放送が楽しめるというものだったそう。ライバルの他局と手を組んでまでステレオ放送するなんて、すごいぞ日本!(お前が言うな)。もちろん今はそんな放送は無いんで、野球中継聴きながら音楽番組を聞いたりするくらいでしょうか(聖徳太子か)。

 

 さて、レトロな真空管サウンドは癒し効果たっぷりですが、ガラス細工の工程もなんだか見ているだけでうっとりします。そんなガラス工房を紹介した動画がこちら

 

 

 

 まさに職人技ですね。

 

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