ガラスの工芸品って見てるだけで癒されますよね。これはそんなに古いアイテムではありませんが、とあるビンテージショップで見つけたキャンドルホルダーです。ガラスにほんのり色が着いていて味わいが有ります。薄いのですぐに割れてしまうかと思っていましたが、今も活躍してくれています。キャンプにも持っていきましたが、あまりにも暗くて星空の明るさに負けてました(酸素不足やろ)。それ以来はもっぱら風呂タイムに使っています。

 

 

 真っ暗な風呂でろうそくを着けると、薄明りの中に湯気がゆらゆらと立ち昇って幻想的な雰囲気が楽しめます。小さな炎がちらちらするのを眺めつつ、ついつい長風呂になってしまいます。ただ連続できれいにろうそくを燃やし続けるっていうのは結構難しいんですよね。芯が長すぎると煤がでるし、短ければその内消えてしまいます。ガラス内の空気も適度な流れが必要だったり。うーん、奥が深いです。数日上手くいっても、翌日は火が消えそうになってあたふたして、まあ、それも楽しみの1つということでごまかしてます(オタクや)。

 

 さて、ガラス工芸にはステンドグラスやガラス細工などいろいろなジャンルがありますが、ガラスをキャンパスにしてハンマーで絵を書いてしまうスイスのアーティスト、サイモンさんを紹介した動画がこちら

 

 

 

   たった1回の打ちミスで全部やり直しになったりするそうです。すごい集中力ですね。途中で鉛筆がでてきますが、「画家がキャンパスに鉛筆で強弱をつけるように、サイモンさんはガラスの割れ具合でそれを表現する」という説明で、基本的に下絵無しの一発勝負だそうです。ニューヨークのデパートからの依頼でガラス絵を製作したときのコメントは ”通りかかった人が、ガラスが割られているぞっ て言うのを聞いたら、ああこれはアートですって答えます”。なんとも粋ですね。

 

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