ビンテージというほど古いものではないんですが、以前インドとネパールを旅した時に現地で購入したポンプ式灯油クッキングストーブです。お世話になった宿の台所で普通に使われていました。ごうごう音がしている男前のクッキングストーブを目の当たりにして、おお、これはいい!とバザールに行って買い求めました。かさばる本体をバックパックの底に入れて、飛行機に乗る際は荷物検査でひっかかりまくりましたが(ぱっと見爆弾や)、無事に連れ帰りました(擬人化すな)。

 

 

 このストーブ、着火にはちょっとしたコツがいります。まずは受け皿に布片か紙片を置いてポンピングします。そうするとノズルから灯油が出てきて受け皿に少し溜まるので、一旦バルブを開けて布片に着火します(下の写真2枚目)。この火でバーナー廻りを予熱してから本着火するんですが、このタイミングが結構大事です。早すぎると灯油が気化しないままだだもれとなり、予熱火が引火して火炎と黒煙がもうもうと上がります。まあバルブ開けてしまえばその内消えるのでどうっていうこともないんですが、家の中だと火事が心配であたふたしてしまうんですよね。なので、ベランダやキャンプで使ってます(へんたいや)。

 

 

 着火タイミングを見計らって、十分に予熱した火が消える頃にポンピングします。そうするとノズルから気化した灯油が出て大抵は自然に火がつきます。火が消えたらライターで着火します。上手く着火できれば後はポンピングで火力調整です。写真には写っていませんがバーナー廻りにリングを入れて炎を上向きにして、あとはヤカンを掛けてコーヒー豆を挽きながらのんびりお湯が沸くのを待ちます。10分もすればベランダコーヒーのできあがり。

 

 そんなポンプ式ストーブの燃料に廃油を使う方法を紹介している動画がこちら

 

 

 バーナーをNo.2に変えてるんですね。他の動画でNo.1で廃油を使っている方もいましたので、自分もその内試してみたいと思います。

 

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