この時計をアンティークショップの片隅で見たときに、なんというか存在感が半端じゃなかったんですよね。とにかく置き時計というより掛け時計に近い大きさでべークライトの質感が際立っている上に、文字盤の数字がなんともレトロチックです。不動状態だったこともレストアラーにとっては魅力的でした。裏にAUSTRIAのロゴが入っています。推定ですが1940年代製とのことでした。

 

 

 早速家に持ち帰りうりゃうりゃとネジを外して機械をチェックします。幸い欠品や部品破損はなさそうです。長い年月で固着した可動部に時計油を差して少しずつ各個所を動くようにしていきます。正面のゼンマイ巻きは付属していませんでした(欠品あるやん)が、手持ちのモノで廻すことができました。するとコチコチと良い音を立てて動き出しました。おお、動いたぞどのくらい止まっていたんかなあなどと思いながら、ゆっくりコーヒーを沸かして復活のお祝いです(オタクや)。

 

 さて、アールデコといえば1920から30年代頃に流行った装飾スタイルと言われていますが、建築、車、家電など色々なものが有ります。そんなアールデコのラジオを紹介した動画がこちら

 

 

 どのラジオも個性的ですね。

 

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