愛知99式艦上爆撃機11型です。真珠湾攻撃やミッドウェー海戦、南太平洋海戦など、第2次大戦の初期に活躍しました。空母に搭載され、零戦とともに空をかけ廻った機種です。1070馬力の金星44型エンジンを搭載、最高速度は約380㎞/hだったそうで、固定脚式としては十分な性能です。

 

 

 それにしても急降下爆撃という攻撃法はアメリカ軍が考案、実用化したらしいのですが、集中砲火の弾幕の中を地上や海に向かって急降下していく様は凄まじいものがあります。高所恐怖症の私にはちょっと。。。(気合や)。国によって多少攻撃法が異なり、日本は先頭の1機が降下した後に後続機が続いていく方法で、先頭機の着弾点を見て後続機が投下点を調整して命中率を上げられる利点があったそうです。ただし集中砲火により狙い撃ちされやすいため、後に複数の爆撃機が一斉に急降下する方法などいろいろ実施されているようです(小ネタはさむな)。まあ実戦ではそんな教科書通りにはいかなかったと思いますが。。。

 

 

 ミッドウェー海戦におけるアメリカ海軍の急降下爆撃をCGでリアルに表現した紹介動画がこちら

 

 

 

空母での作戦会議から発着・攻撃まで超リアルですね。

 

 この模型は組立る際に錘を入れて重量感を出しています。零戦と同時に制作したので、零銭の引き込み脚と対照的な固定脚などデザインの違いが面白くて楽しく組立てました。

 

❣その他の飛行機模型の作例はこちら

飛行機モデル総集編 AIRPLANE MODELS Table of Contents | Vintagetravelerのブログ (ameblo.jp)