飛行機が空を飛ぶことが当たり前になる前、こんな複葉機がゆったりと夕焼け空に舞っていたら思わず立ち止まって見入ってしまいますよね(かっこつけんな)。この飛行機は1934年(昭和9年)に川西航空機によって開発された九三式中間練習機、通称赤とんぼです。

 

 

 木製、布張りの機体に天風(あまかぜ)11型星型空冷9気筒を搭載し、上翼に後退角をつけることで安定した操縦性が得られています。練習機にぴったりだったんですね。このエンジンは東京瓦斯電気工業が開発したもので、排気量は約1800ccですから車のエンジン並みですが壊れ難く、信頼性が高かったそうです。後に白菊という単葉練習機にも搭載されています。

東京瓦斯電気工業はその後いすゞ、日野自動車へと引き継がれていきます。

 

 

 この練習機、海軍で長い間使われて多くの空の英雄達を生みました。

 今日は男の友情を歌った歌、イーグルスのデスペラードをご紹介します。ドン・ヘンリーさんが歌うオリジナルもいいんですが、韓国人歌手Yim Jae Beumさんが歌うバージョンも凄く良いです。

 

 

 

 このプラモデルは1/72です。重量感を出すために錘を入れたりエンジンのディティールアップをしたりして楽しく製作しました。

 

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