ROLANDのアナログシンセは、ベンダーレバーが使われています。
不思議なのが、VCOばかりでなく、VCFにもベンディングできること。
これ使う?って、ずっと不思議でした。
VCFの音色を変化させるのに、ベンダーを使うのはレアケースに思えます。
でも、VCOで矩形波を出して、VCFのレゾナンスを上げた発振音でメロディを弾くときには、VCFへも同時にベンダーをかけることが必須!
そうじゃないと、VCOの音とVCFの発振音が、分離してしまいます。
ROLANDのアナログシンセは、かなり古くからVCFにベンダーを掛ける機能がついてますけど、そういうことだったんですね。
海外のアナログシンセにはこの機能がないので、「日本独特」のものと言えます。
SYSTEM-700〜JUPITER-8時代のROLANDって、スゴイと思っていたんですけど、やっぱりそうでした。
ヴィンテージシンセの修理と、レストアのお問い合わせはコチラへ
担当の吉田が承ります
ビンテージ・ファイブ・ステート
https://vintagefivestate.shopinfo.jp/
vfstate@gmail.com
業務30年で、細かいものを入れれば、修理実績5000件超!
ふつうの故障からオーバーホールまで、おまかせください