今日は、シンセ修理用の部品「IC」を、型番通りに整理します。
小分けのパッケージのまんまにしていたんですけど、必要なICを探すのが手間になりました。
00番から399番まであるので、同じ箱に入れたまんまだと、ICの中にICを隠してある感じです。
導電スポンジの上に、サクサクっと型番の昇順に差していきます。
発泡スチロールとかにも差せそうですけど、「静電気」が起きてICが壊れるときもありますので、NG。
透明なビニール袋に入れるのも、同じ理由でNGです。
静電気って、「パチン!」というと数百〜数千ボルト。
ICって5Vで動くので、それだけで壊れてしまいます。
10年以上前。
静電気の起きやすい冬に、PROPHET-5の修理をしようとして指を基板に近づけたら、「パチン!」となったことがありました。
壊れてませんよ〜に!と祈りながら動作チェックしたら、やっぱり壊れてました。
IC3個を交換してやっと直ったので、大被害です。
最近のICは静電気に強くなりましたけど、それでもやっぱり気をつけたほうがイイですね。
ヴィンテージシンセの修理と、レストアのお問い合わせはコチラへ
担当の吉田が承ります
ビンテージ・ファイブ・ステート
https://vintagefivestate.shopinfo.jp/
vfstate@gmail.com
業務30年で、細かいものを入れれば、修理実績5000件超!
ふつうの故障からオーバーホールまで、おまかせください