茨城 観光18の続き。

今回は、笠間稲荷神社を紹介します。



ギャラリー舞台のオーナーに笠間稲荷神社への道を教えてもらい、そのルートで

向かいます。

足には自信がありましたが、久しぶりの自転車での移動は思いのほか足が動かず、

笠間の道の高低差には苦労しました。



佐白山のとうふ屋

とうふ屋さんの前を左に曲がり、


お城の様な宿の前を過ぎ、



門前町を抜けて、

笠間稲荷神社(別名 胡桃下稲荷神社)に到着。



御祭神は、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)で穀物の神様です。


日本三大稲荷に数えられる(異説あり)笠間稲荷神社の創建は、651年(白雉2)まで

遡ります。

時を経て、1743年(寛保3)には時の笠間城主 井上正賢により社地社殿が拡張され、

また、1747年(延享4)牧野貞通が城主となると先例により祈願所と定められ、境内地・

祭器具等が寄進されました。

以来歴代藩主の篤い尊崇を受けました。


楼門


楼門の扁額



随身の像(右大臣・左大臣)

楼門(萬世泰平門)の左右には、矢を背負い、剣を帯びた随身姿の神像が奉安されて

います。

この随身は文久年間に安芸の名工 鷲尾石鸞によって作られました。





神馬

古来から災いなどがあると、神様に祈願する人のもとへ、除災招福のため天馬と

なって飛んでいき、災いを鎮めたと言われています。



拝殿



社務所

御朱印などはこちらでお願いできます。



総門

建立は1814年(文化10)です。

江戸時代の笠間地方の多くの農家に見られた、入母屋造りの建築様式を取り

入れた総門です。



漆喰装飾の屋根瓦の建物は、方8尺の4ヶ所に区画され、月次祭御璽の御幣、白と

黒の木彫の神馬が奉安されており、周囲には崇敬者奉納の各種奉額が掲げられて

います。




手水舎





総門、手水舎の彫刻はどれも精緻なものです。

後藤縫之助、弥勒寺音八、諸貫万五郎の作と伝えられています。


次回、LITTLE BOX、little cuを紹介します。