茨城 観光13の続き。
今回は、偕楽園 青莪遺徳碑、水戸から笠間まで移動します。
この碑は15代将軍 徳川慶喜のブレーンである原市之進の顕彰碑です。
市之進は1830年(文政13)、水戸藩士原雅言の子として生まれました。
藤田東湖とは従兄弟の関係にあり、1864年(元治1)一橋家の用人となり、慶喜に
仕えました。
1867年(慶応3)、兵庫開港を計ったという理由で幕臣に斬殺されました。
享年38歳でした。
篆額は水戸第11代藩主 徳川昭武で「青莪遺徳碑」の青莪は市之進の号、経営した
塾の名前で、書は吉田晩稼によるもので1897年(明治30)に建てられました。
電車出発近くまで偕楽園に滞在していたので、水戸駅到着は出発ギリギリでした。
JR水戸線 水戸 10:04発 → 笠間 10:30着 片道410円
偕楽園梅まつりの時期に合わせて営業する臨時駅です。
時期ではないので通過でしたが、ここから乗り降り出来ると便利です。
笠間到着、これから笠間市内を観光します。
次回、かつら陶芸を紹介します。