茨城 観光02の続き。

今回は、鹿島神宮 楼門、拝殿を紹介します。



鹿島神宮入口

鹿島神宮の創建は、紀元前660年(皇紀元)と伝わります。

古くから伊勢神宮、香取神宮とともに日本三大神宮とされ由緒正しい神社です。


古くは皇室、藤原氏の崇敬を受け、鎌倉時代には将軍 源頼朝ら武家政権の

信仰を得て、江戸時代には徳川家康、水戸藩などからの崇敬を受け、近世では

東国三社のひとつとして、文人墨客をはじめ多くの参拝者が訪れ、賑わい続けて

います。



鹿島神宮の石碑



鹿島神宮の境内へ。



鹿島神宮境内案内図


正面入口から進むと、緑の木々の囲まれたなかに朱色の門が。

楼門

1634年(寛永11)に水戸光圀の父で、水戸藩初代藩主 徳川頼房が奉納しました。

この楼門の秀麗な造りは、九州 阿蘇神社、筥崎宮とともに日本三大楼門に

数えられています。



この扁額は東郷平八郎の直筆です。



楼門を抜けると、右手に拝殿が見えました。

平日の昼間ですが、この人出です。



拝殿

拝殿は本殿の前に位置しています。

本殿へ立ち入ることはできませんので、この場所から参拝をします。



本殿は1619年(元和5)、徳川秀忠より奉納されたもので、桃山時代の極彩色が

華やかといわれています。

本殿・幣殿・石の間のいずれもが国の重要文化財の指定を受けています。

社殿の背後にある杉の巨木は根廻り12m、樹齢約1,200年と推定される御神木

です。


摂社 高房社

鹿島の大神に従い香々背男を討ちました。

常陸国二の宮 静神社の祭神です。

本社参拝の前に詣でるのが古例となっています。


次回、鹿島神宮 奥宮、要石を紹介します。