茨城 観光01の続き。

今回は、神宮坂 塚原卜伝像を紹介します。



鹿島神宮駅前

駅から鹿島神宮までは徒歩15分程です。



神宮坂

JR鹿島神宮駅から大町通りに続く参道として、1989年(平成1)に完了したふるさと

再生事業によって造られました。

歩きやすく改修され神宮坂と名付けられました。



神宮坂の途中には鹿詰公園

この鹿嶋市は剣聖と讃えられる塚原卜伝生誕の地です。



そしてこの鹿詰公園は鹿島神宮景勝地として茨城百景と認められています。



塚原卜伝像

塚原卜伝は1489年(延徳1)に鹿島神宮の神官で「鹿島の太刀」の継承者である

吉川左京覚賢の子として、常陸国鹿島に生まれました。

幼名を朝孝といい、5~6歳の頃に塚原城の塚原安幹の養子となって、姓を塚原と

しました。


元服した後は、全国へ修行の旅に出て、真剣試合19回、戦場37回で矢傷以外は

負傷なし、立ち会いでの討ち取りは212人に至り、その強さを知らしめました。


一度鹿島へ戻り、鹿島神宮での千日参篭修行の結果、鹿島の大神からの神示

により悟りを開き、鹿島新當流を編み出します。

卜部の伝統の剣を伝えるという意味でこの時、卜伝という名にしたとされています。


卜伝は完成させた「一の太刀」を平和をもたらすために再び全国を巡り、室町13代

将軍足利義輝、甲斐武田信玄に伝えたといわれています。



鹿島神宮へ歩を進めると、石で造られたサッカーボールが。



この石造りのサッカーボールは鹿島アントラーズ栄光の碑で1996年(平成8)の総合

優勝、2002年(平成14)のワールドカップの鹿嶋開催実現を記念したものです。



鹿島神宮の目前まで来ました。


次回、鹿島神宮を紹介します。