千葉 観光08の続き。
今回は、乾坤山日本寺 御朱印、庫裡、大黒堂を紹介します。
乾坤山日本寺 西口管理所で御朱印をいただくにはどこへ行けばよいのか尋ねた
ところ、大仏前の事務所で行っているとのことでしたので、早速訪ねお願いすると、
担当者不在で庫裡まで行く事に。
普段は立ち入り禁止ですので、勝手に行くのは厳禁です。
2005年(平成17)に江戸時代の版木を元に建てられました。
本尊の大黒尊天は、弘法大師が乾坤山日本寺で修行のおりに彫刻された石仏で
秘仏とされています。
庫裡とは僧が修行・寝泊まりをする場で、道場のようなものです。
呼び鈴を押し、依頼をして10分程で御朱印帳が戻ってきました。
日本寺を一通り見学したので、ロープウェーに戻ります。
戻りながら、まだ見ていない所も見ます。
源氏不動
1939年(昭和14)に火災によって焼失し、約70年後の2007年(平成19)に再建され
ました。
様式は鎌倉時代の禅宗様式で、焼失前の仏殿は源頼朝による医王殿の扁額が
掲げられていました。
薬師瑠璃光如来は戦傷を癒すといわれており、源頼朝は石橋山の戦いに敗れた
後に日本寺で武運を祈願し、幕府を開いてからは日本寺の修復に尽力しました。
さらに時代が下り、鎌倉幕府後期から南北朝時代には戦火により荒廃しますが、
足利尊氏により復興されました。
日本寺は源氏と縁が深いようです。
ロープウェー展望台に戻りました。
階段多数、高低差に足はかなり疲れました。
最初に訪ねた時よりも天候が回復し、少し見渡せるようになっていました。
石切りの道具や、石切りの方法、房州石の解説があり、鋸山を理解する助けに
なっています。
次回、浜金谷~銚子、犬吠埼温泉 暁雞館を紹介します。