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(私のパリお気に入りギャラリー情報をお届け)
「昼 と 夜」
犬丸 章
本記事をまだ未読の方はぜひ。
(もう読んだという方はスルーして下さい)
”Bonjour“
今回の記事については
映画アメリの主題曲をぜひ聴きながら
リラックスして読んで頂ければと思います。
今からおよそ4年前に私はこんな記事を書いていた。
この後に映画アメリの撮影現場で有名になったカフェ・デ・ドゥ・ムーランを訪れた。
といっても実際に訪れたのは2011年だから、今からもう10年も前になる。
その頃はまさか将来自分がブログを書くなどは思いもよらず
もう何度もパリを訪れていたけれど
旅行者として純粋に気ままに美術館巡りや街歩きなどを楽しんだ。
このブログを私が立ち上げたのは2015年11月末。
その頃にはパリに対する思いや意識の捉え方も変化し
ぜひブログという形で発信してみたいと考えたのだ。
まだの方はぜひご一読下さい。
それでその頃からずっと読んでくれている方たちに尋ねたいのだけど
私が伝えるパリの魅力って伝わってるのかな?
「PARISから遠く離れていても…」とブログタイトルに込めた意味とか。
モンマルトルのアベス駅に近い急坂に面したカフェ・デ・ドゥ・ムーラン
私が入った時間はお昼を過ぎていたが結構混んでいて
テラス席ではない入り口そばの開いた席に座った。
注文がくるまでの間にトイレへ。
さすがアメリを売りにしているだけあって
トイレにもアメリグッズがいっぱい~♡
ところが注文したランチは待てど暮らせど来る様子がない。
後から頼んだ客のは次々にやってくるのに。
担当のムッシューは忙しそうに動き回りこっちを全く見ようともしない。
こっちはお腹が空きすぎて喉もカラカラ状態なのに。
仕方がなく近くの他のテーブル担当の女性になかなか来ないことを伝え
彼女がてきぱきと動いてくれたお陰でやっと料理が運ばれてきた。
メモによればランチ14,7€ カフェオレ4€
イライラし過ぎたのとお腹が空きすぎていたせいで、味の感想特になし。
と、まあこの頃(2011年)は前述したように
旅行者として純粋に気ままに街歩きなどを楽しんでいたわけだが。
アメリのこの記事は別として
その後の旅を通して私が伝えたいのは
どこか話題のレストランで何を食べたとか
どこそこのブランド品の店で何を買ったとか
観光名所や話題のスポットの紹介ではもちろんなく
もっともっと、この街を深く知りたい。
良いところばかりではなく悪いところも
全部ひっくるめて素顔のPARISを知りたい
そういう真摯な思いに裏打ちされたものなのだということ。
これって恋愛と同じじゃない?!
だからこそ何度もあなたの元へ通い詰めた。
多くの芸術家や文化人たちがパリを求めたように。
「PARISから遠く離れていても…」のタイトルに込めた意味。
それは直接パリがテーマでなくても芸術に関したものでなくても
ほとんどはパリという背景があってこそ成立するものなのだ。
分かりやすく言えばパリを通して私が体験し学び考えたものが
それらのベースにあるということである。
パリがそのような自分に対し人生の最後?に与えてくれたのは
「哲学」という最高の知性を持った気むずかしい恋人だが
実は並行してもう一人気になる恋人とも付き合い出した。
こちらとは一時、親密な仲だったこともある。
両者は兄弟のような密接な関係にあるため
双方と付き合うこちらも微妙な気分でいる。
私のブログの良き読者であれば察して頂けるだろう。
という訳でやっと少し前に3足の草鞋は脱いだものの
絵付けタイルの生業(?)と残る限られた草鞋としては
「哲学」ともう一人の恋人だけで今は手いっぱいの状態。
以前のように定期的な更新は無理になるかもしれないし
いいねやブログへお邪魔することも不定期になると思われますが
どうぞ、温かい目で見てやってください!
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もっと日常に対話を、もっと哲学を!!
by vingt-sann
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