人生には、たった一つの出来事で大きく進路が変わることがあります。

私が20代の頃、無影拳を携え、シュートボクシング創始者と試合をする機会がありました。自分の実力を試し、世界へ挑戦する大きなチャンスでした。

しかし、その夢は突然終わりを迎えます。

交通事故です。ショボーン

試合は実現することなく、長い時間をかけて築いてきた目標は一瞬で消えてしまいました。当時の悔しさや無念さは、今でも忘れることはできません。

ですが、人生はそこで終わりではありませんでした。

リングで証明することは叶いませんでしたが、その後も武術の探求を続け、無影拳や詠春拳の修練を重ね、指導者として多くの人に技術と心を伝える道を歩んできました。

もしあの試合が実現していたら、違う人生になっていたかもしれません。しかし、今振り返ると、武術の本当の価値は勝敗だけではなく、人を育て、技を未来へ受け継いでいくことにもあると感じています。

過去は変えられません。

だからこそ、今できることに全力を尽くし、残された時間の中で、一人でも多くの人に本物の武術を伝えていきたいと思います。

夢が途中で途絶えても、志まで失う必要はありません。

武術の道は、これからも続いていきます。