適正 2 | 修行が足りん!!

修行が足りん!!

つまらん事をダラダラと書いています。つまらん絵も自分で描いています。

運転免許証を取るために教習所に通ったのはもう何十年も前の話である。

だから現在はどういうシステムになっているのか分からないから、ああ、昔はそんな感じだったのかな、という懐古的な話なのかも知れない。

教習所に入所して最初に性格診断テスト的な事をやらされた。
5択ぐらいのマークシートで、たとえば「法律はどういう状況であっても守らなければならない」という問いに対して「そう思う、どちらかと言えばそう思う、よく分からない、どちらかと言えばそう思わない、そう思わない」みたいな5つのチェック欄を塗りつぶしていく、という感じだった。

かなりの数の設問があり、その日のうちに結果が分かった。

俺の診断結果は「概ね問題ない。ただ、少しキレやすい傾向があるので注意すること」みたいな感じだった。

なるほどなー、結構当たってるかもなー、とか思いながら、免許取得後はキレないように注意しながら運転していた。

それでも無謀な運転をするヤツや、優先順位を守らないヤツなんかにはときどきムカついて、窓が閉まっている事を確認してから「ふざけんなクソが!」とか吐いてガス抜きをしていた。

本当なら、こういう輩にも運転免許証は与えてはならないのではないか、と思う。

今だから白状するが、夜中の運転中に暴走族の嫌がらせにブチ切れて、43号線を尼崎から三宮ぐらいまで追いかけ回した事がある。
信号は守っていたはずだが、三宮の手前で見失うまではピタリとマークしていたし、暴走族が信号を守るのかどうか考えてみれば、俺はよくも事故を起こさずに無事だったなあと思い、今更ながら冷や汗が出てくる。

俺は運転不適格者なのである。

技術的には恐らく問題ないのだろうが、性格的にヤバイ部分があり、ブチ切れると周りが見えなくなる。
仕事中は細心の注意を払って安全すぎるほどの安全運転で配達業務などを行っていたが、仕事を離れてプライベート、しかも俺一人で移動しているときなどは非常に危険だった。

幸か不幸か右目が悪くなり、ギリギリ免許の更新は出来るが、運転するのに必要以上に神経を使う事に疲れてしまい、運転することを止めてしまった。

性格的な問題もあったし、これはこれでいい判断だったと思っている。

入所時の性格診断テストの結果を鵜呑みにすることは出来ないかも知れないが、免許の取得資格に性格診断テストの結果を考慮するようなシステムがあれば、今回のような大事故がもしかしたら防げたかも知れない。

守るべきは自動車産業やインフラなどのシステムではなく、国民の命である。
経団連が黙っていないかも知れないが、人殺しの手段は少ない方がいいに決まっている。
大災害を生き延びてひと息ついたところを車に撥ねられて亡くなった方だって居るかも知れない。

罪無き国民の命を守るためのシステムの構築を、早急に考えるべきだろう。