震災の被災地である塩竈・気仙沼から来客が
一年振りに元気な顔で会えました

話題は当時を振り返り…自然に震災の経験談となりました。恐るべし自然災害

気仙沼の方のお話ですが工場は海の目の前にあり、津波は壁の如く20㍍以上で迫って来たと言うのです。
しかし、この方は…何故か至って冷静な態度で(会話を聞いてそう思えた)工場の屋根に登ったと話始めたのです。
確かに工場の屋根は高いらしいが、それ以上の津波の高さだと話していた。更に、高台にいた知り合いに「早く逃げろ!!」っと言われたが、彼は「(何の事だか見当もつかず…)いいから、大丈夫だから」っと、必死に工場の屋根へ上がったらしい。
20㍍以上もの壁のとなった津波が押し寄せて来る中で、こんな判断が出来るのだろうかと…私は固唾を呑んで聞いていた。
この方は…震災後の11月に結婚したと、付け加える様に話していた。それも津波をキッカケとした「縁」だと、笑みを浮かべながら話題は益々と進んでいる。
奥様になられた方も津波に流され、たまたま流れて来た車のタイヤに捕まっているところを誰かに発見された。そして投げてくれた縄に捕まり助かったと言う。
しかし寒かった季節の為、差し出された縄に捕まるのは容易な事ではなかった。手も寒さで凍えている為、何度となく投げ出された縄にも捕まることは困難だった。
もう無理、っと口にしたが「頑張れ!!」っと言う励ましの言葉に勇気付けられたと言う。その後は何日も重油まみれの身体を洗う事も出来ずに過ごしたらしいのだ。
助かった時には二人で抱きあったという。これがキッカケで結婚したと話していた気仙沼のお客様だった。
しかし私は大都心の横浜に住み、TVから流れて来る被災地のニュースを見ても…平坦な画面からの映像だけでは、こんな会話が見出だす事さえも出来ずにいた。
一言で「大変でしたね」とは言えない場面の話を聞かされて、放った言葉は「お元気なお顔で会えて良かったです」だった。
壮絶とした会話の中には暖かい話題もあり「今だから笑い話も出来る」←冷静な判断力の持ち主は、自衛隊のヘリに乗った時「運転が上手いですね」なんて、喋っていたと言うのです。
少し和まされた感じになりましたね。
お年寄りから若い人まで、60人くらいの人数で安全な場所に移動しようとした矢先に自衛隊に救出されたそうです。
彼は一番先頭で歩き始めたらしい。中には身体の弱った人や子供がいてね…っと話したところで「それじぁ、一番最後に乗ったんですね」っと聞いたら「いや、一番先にヘリ乗ったんだよ。先頭にいたからね」っと笑った。
自衛隊のヘリは30人も乗れると言う。二回も往復すれば60人の人は全員助かる。もしも歩いていれば、安全な場所までは四時間も掛かるとの事ですがヘリコプターならば15分足らずとの話を聞いていた。
あの時の自衛隊の人の言葉には安心したと言うのです。その言葉とは「皆さん、もう大丈夫ですからね」だった。窮地に立たされた時の「ハッキリ」と言い切った言葉に安堵したと話していた。
もしも(お笑いじゃないけれど)その一言が「大丈夫だと思いますよー」なんて言われたら、大丈夫でも不安になっただろう…などと、自然に笑い話となっていた。
「でも今だから言える会話だよね」っと、自然に笑みが溢れていた。
そうよね、「きっと大丈夫だと思います」とか「多分、助かりますよ」なんて言われたら、不安よりも先に【助ける気はあるのか!?】っと不審に思うだろう。それよりも腹が立つかもしれない。
いや、きっと怒るだろう
塩釜のGOLF場を貸し切り、お風呂に入ったとも話していた。これは特権だろうが、とある組合が動いたせいだ。震災の裏話は沢山ある中で、一番は政府の対応がとにかく遅い事だと思えた。
被災地の人は避難所に行っても毛布すらない。支援物資が届いていて山積みになっているにも関わらず、一人づつに行き渡らない
それは行政の許可がおりないはせいだ
何故なんだろう!Σ(×_×;)!
緊急時にこんなモタモタしているとは
どう言うものかと怒っていた。
震災の直後、津波に流され家や車が山の様に積み重なり、土に埋もれ車が刺さっている。まるでChristmasツリーの様に積み重なっていた。その車の中には遺体がある。
そんな状態であっても政府は直ぐには動かない。未だ道路もまだ修復される段階でもない。町は街灯も付かず夜は暗闇に包まれてしまうと言う。
漁業の町、気仙沼…ホテルはお偉いさん方で貸し切りだと言う。ボランティアも中には「炊き出し(ただ飯)」を目当てに来る人も少なくないとの事。同じ人が何度も何度も列に並ぶ姿が目立つから分かるらしいのだ。
現状をもっとニュースで流せばいいのではないだろうか。現実を、真実を、裏を、もっと良く知るべきなのではないのでしょうか。ぬくぬくと大都心の中で胡座をかくいて何時まで放置するのだろうか。
政府の対応は今後、如何に動くのだろう。
何も出来ない自分は、なんてちっぽけな生き物なのだろうか!?
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