フランス映画先行上映会で感じた日本人ぽさ | フランス, アルザスワイン365日記

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フランス、アルザス在住言語学博士
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#フランス #アルザス @cinemasstar67 で#映画先行上映会 へ パリや日本にいた時も数本に先行上映会があったので、いけなくて残念だった。


今回は#ルワンダ の紛争を描いた#notredamedunil 

フランスからは言語のこともありアフリカは遠く感じないが、アフリカの各国で何が起こっているのか、まだまだ国の情勢なんかを知らないでいる気がする。



自分が世界を理解し、国際的になるにはまだまだだ。


先行上映会では監督の方と写真を撮ってもらうのだが、じっと待っていると、どんどん横から他の人が割り込んで来る。これがフランスなんだろう。

こう言う姿はやっぱりフランスの自己主張の強さなのかもしれない。

だからフランスに住む日本の方もここで生きていく為には同じように自己主張して、強くなければいけないのかもしれない。私はどうしてもそうなれないのだ。

そして凹んでいく…まだまだフランスに慣れないのだ。

パリの日本人女性は強いし、自己主義もすごいし、利己的だ。そうでないとフランス人と同等にやっていけず、私みたいになるんだろう。

だからと言ってパリの日本人の方々は日本人ぽくないわけではない。


そんな中パリでも日本文化を体験して気がする。


短期だったし、軽い感じでイジメにあってきた気がする。


なんというか、ボスみたいな人がいて、仲間はずれにされた感じの、そう言う体験もして来た。


私は現場で一生懸命動いて働く事しかできないし、そういう姿が気に障ったんだろう。

軽いイジメ的な体験をしてしまった気がする。


と言う事で悪目立ちしたり、『ボス』と意見が合わなかったり…
そうするとボスに目をつけられる。


どうしてイジメの対象になったかも分かったし、どういう風にイジメが始まるかも分かったし、どうして他の人が周りが同調してしまうのかも分かったし、それはそれで良い経験ができた気がする。

すごいイジメに発展する前に終わったけど、疎外されると言うか、仲間はずれにされるというか、そういう体験を日本人コミュニティの中で経験して来た。

個人主義のフランスで、あの同調は日本的だと感じた。イジメなんて平和な日本だからこそ、起こる現象なんじゃないだろうか。

穏やかじゃない国だと、そんなイジメなんて小さな規模の弱い者イジメなんかじゃ無くて、紛争や戦争なんかに発展仕掛けないんじゃないか…。

日本はそれだけ裕福なのに、ストレス社会だから、イジメで吐口にしているんじゃないか…ある意味そんなことをしている余裕があると言う事だ。

マウンティング

と言う言葉があるが、結局弱者をいじめる事によって自分を強者にしているのではないか。

誰かをイジメると言うよりは誰かを弱者にする事によって強者の自分像を作りあげているのではないか。

イジメのボスと言うのは、大抵同じようなタイプだ。自分が1番でいたいのか、自分が上でいたいのか。

もしも人に上下をつけるなら、2つの方法がある。


●自分を他の人よりも上げる方法と

●他人を見下す方法だ


本当に凄い人は前者だ。

と言うか、それが分かっているから他人が何をしているか、どうしているかなんて気にならないし、そうやって周囲を蹴落とす時間があれば、自分をもっと向上させていくだろう。

要するに、イジメもそうだが、実は能力が低い人がする行動なのではないだろうか。

周囲にチヤホヤされるようにして、そして本当にできる人や、弱そうな人がいれば、イジメをする事によって、自分の地位を確立して維持していく。

イジメはいじめっ子に止めなさいと言うだけでなく

その根源を探すことから始めないといけない。
問題を抱えているのはいじめっ子の方で、本当の弱者はいじめっ子の方なのだから。

と思うのは私だけだろうか。


パリは怖い…。