フランスアルザス日記
映画の先行上映会
【C’est ça l’amour】
妻が家を出て行き、2人の多感な年頃の娘と過ごす父親を描いた作品。
今回の映画はアルザス、と言うかGrand Estと呼ばれる地方(最近自治体が変わって、アルザス、ロレーヌ、シャンパーニュ地方と一体になり、Grand Estと呼ばれるようになりました)
で撮影された映画で、地方からのサポートも。
撮影場所はForbachと言う監督の故郷でもあるロレーヌ地方の村で撮影。
今回は脚本と監督を担当されていた
2作目の長編映画
@cinemasstar67 にて映画先行上映会 #claire burger 監督の長編映画第2作目
監督の父親をイメージして書かれた作品。母親が家から出て行き、10代の多感な娘2人に奮闘する父親像が描かれているが、明るい話ではなく、そう言う葛藤や、娘の色んな思いが描かれている。
監督の故郷、ロレーヌ地方の村が舞台で、Grand Estが支援している。村に残る人種差別とかも、描かれているが、こう言うのはどこにでも存在する。
フランスは、家族のことだけではなく、個人の自由も尊重されてしまうんだなあとしみじみ感じた。母親が女性として生きていきたくなる時がある…。それも大事だが、家族のあり方には色々考えさせられる。