
おはにちばんは

オレンジボウルトーナメント、我が選手の全日程が終了したはやです

さて本日は、オレンジボウルトーナメントコンソレ4回戦まで残っていた、ひまりの試合がありました

このオレンジボウルトーナメントのコンソレは通常のコンソレと違い、全部勝つと5位になれます。
本戦の準々決勝までは、負けた選手も皆コンソレに出場し、順位決めを最後まで行う為です

ひまりはコンソレを勝ち上がり、本日四回戦でした。
結果。
2-6, 6-4, 3-6。
敗れました。
相手の子はタッチに優れ、打ち込んでもその凌ぎのショットがきっちりと入って来る。打つべき所は打てる。
そんな選手でした。
しかし、プレイ態度は最低でした。
試合中に散々泣き喚き、挙句スポーツ選手としては1番やってはいけない「イモり」を全力で行う選手でした。
*イモりとは、ジャッジが汚いこと。セルフジャッジのジュニアの試合では自分のコートは自分でジャッジします。あくまで、スポーツマンシップにのっとって。
ラインに触れてもいないナイスショットは、大事な所で全てアウト。
当然、ひまりはレフェリーを呼びました。
セカンドは何とか取り返しましたが、ファイナルでは取りきれず。
試合は終了。
ひまりは、泣いていました。
僕の前で。
人一倍…いや、人の三倍も四倍も負けず嫌いのひまりが。
泣くことはおろか、悔しがってる姿さえ人に見せたくないひまりが。
泣いてました。
よほど腹が立ったのでしょう。
よほど許せなかったのでしょう。
だからこそ、何としても勝ちたかったのでしょう。
僕らだって、何としても勝たせてあげたかった。
しかし、試合中は何も助けられない。
僕だって涙を止められませんでした。
僕はあの行為を許しません。
テニスを冒涜するチート行為は、テニスに人生を賭けると誓った僕の人生を冒涜するも同然です。
テニスが心から大好きで、愛してる選手を裏切る行為です。
僕は軽蔑します。
ただ、それでも。
前を向かなくてはならない。
理不尽なやつらを打ち砕ける力を付けるしかない。
全ての事は試合の中で、自分で解決しなくてはならない。
チートされても折れない心。
レフェリーに説明する英語力。
ズルいやつはたくさんいます。
それが普通。
それが世界。
だからそれに1人で対抗しうるあらゆる力を身に付けるしかない。
…僕はひまりを、そしてそこに追随する子どもたちを。
本当に本気で、そして全力でサポートすると、そう心に決めました。
テニスに夢を見る全てのジュニアが、心からテニスを楽しめるように。
ではまた。
See you next time

