競技を終えて2日後。
10日間の日程で裕子さんが帰国されました。
「ルフトハンザで行く秋の味覚と横浜の旅10日間」![]()
ってところでしょうか(←もとJTB)。
短期でも日本に帰らねばならぬご用事があるとか。
帰ったらさっそく焼肉を食べるそうで。
いいなぁ、焼肉…
こっちにほしいもの。
叙々苑。
一風堂。
聘珍樓。
サイボク温泉。
烏来。
…
ま、なくても今のところ生きていけますが
そんなわけで、裕子さんが旅立った日の朝。
ここで働き始めて最大の失態をおかしてしまいました。
毎朝、6頭入るウォーカーで全頭を入れ替えで運動をさせるのですが、
最近は朝晩冷え込むので厚馬着を着せたまま胸前の金具をはずし、
胴体をサイドレーンの腹帯で固定して歩かせます。
鞍にしても頭絡にしてもサイドレーンにしてもそうですが、
しっかり締めるのに私には力が無さすぎました。
腕立て伏せ1回、握力20あるかないかの私では、
どう頑張っても少し緩くなってしまいます。
おまけに、毎日の厩舎仕事で重い台車を運び、
重いフォークで乾草やボロをとり、
重い引き戸を開け、
手を伸ばして届くか届かないかの背の高い馬の腹帯を締め…
1か月経ったいま、腕力も握力も使い果たしていました。
それが原因で仕事は遅くなるし…
同僚の女子2人は183cmと175cmで体格もガッチリ、
女子バレーボール選手チェコ代表
みたいな二人です![]()
そりゃ、かないませんから![]()
そんな矢先、私がウォーカーに入れた小柄な馬の腹帯がゆるく、
歩いているうちに厚馬着が脱げ落ちてしまいました![]()
非常に危険でした。
落ち込みました。
私、向いてないかも…
いや、向いてないから…
日本に帰った方がいいかな…
泣きたくなりました。
いつもは共同のリビングでみんなでランチをいただくのですが、
さすがに今日は一人落ち込んで部屋で食事をとりました。
そして、気を取り直して頑張らなくっちゃと
休憩を終えて午後の仕事にかかろうとしたとき、
グルームのハナが他の2人の女の子と抱き合っています。
???
そして私の方に来ました。
一筋の涙が見えました。
「どうして泣いているの?」
私が尋ねると、
「Today is my last day!」。
えーーっ![]()
うそでしょーー![]()
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彼女は約8か月の勤務の末、違う厩舎へ旅立つことにしたそうです。
そしてそれは誰も知らなかったこと。
今朝、シェフに話して承諾を得て、
ランチのときに同僚達に打ち明けたそうです。
部屋で食事をとっていた私はそのことを知らず、
あまりの突然さに驚きと悲しみを隠せず、
今朝のこともあってか思わず泣いてしまいました。
やだー、いかないでー![]()
私、ハナみたく上手に仕事できないよー![]()
![]()
まだ教わることいっぱいあるのにー![]()
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ハナは仕事は早いし正確だし丁寧で見習うところがいっぱい。
そして同僚の仲でも一番やさしいお姉さんでした。
うそでしょ…![]()
ハナがいなくなったら私が一人でやるの???
ムリよ。
一気に不安が立ち込めてきました![]()
どうしよう、どうしよう、どうしよう。
ムリ、ムリ、ムリ。
泣いている私にハナももらい泣きしています(←反対)。
そして私に抱きついて
「大丈夫だから!ゲゴ(←おじさん)もいるから!」と
慰めてくれました。
新しい厩舎では少し馬にも乗れるみたいだし、
少し早く仕事が終わるみたいで、彼女にとってはいい転職だって。
それは喜ばしいことで最後は頑張ってと見送りました。
が…
明日からどうなるのー???![]()