tilt The authentics 2021SS Collection  | VINCENTのブログ

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◆ tilt The authentics 2021SS Collection ◆

 

 

 

 

 

 

 

 

1月も後半戦となり、店内には新作が続々と入荷ラッシュとなっており、ご紹介が追いついておりませんが、今回は待ちに待ったこち

 

 

らのブランドより入荷しておりますので、詳しくご紹介していこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

毎シーズン素材や縫製技術、パターンテクニックなどにおいてものすごい拘りを感じる事ができますが、今シーズンのtiltはさらにぶ

 

 

っ飛んでおりました!

 

 

まず初めにご紹介するのはこちら↓

 

 

 

 

 

-  Loose CPO Shirts Jacket  -

 

 

CPO シャツをベースに独自の解釈で再構築したミドル丈のシャツジャケットになります。

 


全体的に抜け感のあるボリューミーなシルエットになっており、ざっくりと羽織っていただくのがおすすめです。

 

 


 

 

 

 

身幅のバランスに合わせて着丈は長め、胸ポケットとボタンは気持ち大きめになっております。

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全体的にルーズで広めのバランスを引き締める意図でお顔周りの衿は小ぶり、対して衿先の釦は大きめですっきりとしながらアク

 

 


セントのある珍しいボタンダウンに。衿にはパターンテクニックを盛り込んであり、台衿と羽根衿が一体化している特殊な一枚衿

 


仕様になっています。衿先釦を外して敢えてゆるく着たり、着用サイズをグッとあげて袖口をブラウジングさせながらオーバーサ

 


イジングでミドル丈のシャツコートとしての提案も新鮮でとても面白いと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


春先にはばさっと羽織るだけでサマになり、先を見据えて秋口には長物のインナーとしても活躍できる高い汎用性も利点。

 


視覚的にはシャツの形をしているのでステンカラーなどのライトアウターの様に重たい印象にならないのもポイントです。

 

 

~ ここからは生地についてののお話。 ~

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

こちらの生地も大変マニアックなファブリックを使用しています。コットン、シルク、リネン、ナイロン、ポリウレタンの5 種類

 


の原料を旧式の織機にてゆっくりと時間をかけて空気を含ませながら複雑に構成して織り上げています。何と言っても大きな特徴

 


は生地表面の唯一無二のテクスチャーに尽きます。この生地は作る過程がものすごく複雑な為、膨大なコストと時間をかけて作り

 


込む以外には滅多にお目にかかれません。日本屈指の機屋様の熟練工の技術を持ってしても1 日に数メーターしか織ることがで

 

 

きず、あまりに手間がかかり過ぎるため今後はもう再生産ができないそうです。日本全国足を使って日々機屋様と直接コミュニケー

 

 

ションを取ることで出会う事が出来たファブリックだそうです。どんな高級メゾンにも負けないパワー系生地となっております。

 

 

表面に比べて裏面はざらつきが出ないように工夫してあるので肌に直接触れても表面のような強さは大きく軽減されています。一

 

 

目見て質感の力強さがわかる生地を大ぶりのアイテムにダイナミックに落とし込んでおります。ボタンは上品な印象を与える貝ボタ

 

 

ンをチョイスしています。

 

 

 

 

 

 


貝ボタンの控えめな光沢感で全体的にもハードになりすぎず締まって見えるよう細部まで配慮しています。一見重たそうな生地に

 


見えますがメイン組成はコットンとリネンなので春先はもちろん、秋口や少し肌寒くなってきたときに軽めのニットを仕込んでも

 


着用できるようにも想定しているのでシーズンを限定しない、汎用性の高い品番になっていると思います。

 


裏ヨークには滑らかなC/Cu のツイルを用いています。表地の魅力を引き出す細部構成にも一切手抜き無し!

 

 

~ もう少し細かい素材についてフォーカスしていきます。 ~

 

 

 

 

リネンシルクのブークレー糸を使った素材。

 


ブークレー素材には大変珍しくタテ糸にブークレー糸を使用しており、さらに3↗1 の綾にすることにより表に多くブークレー( 輪) が

 

出るように工夫されています。(= 裏の方が滑らか)

 


さらにヨコ糸には少量のポリウレタンを入れており見た目とは裏腹に快適な着用感になっています。

 


国内外のメゾンやブランドからの信頼も厚い日本屈指の技術力を持つ機屋様でも熟練工が苦労して1 日に数メートルしか織ること

 

 

ができない大変手の込んだ凝りに凝ったつくりになっています。

 

 

この衝撃的な希少生地を使用し、細部まで拘りに拘り抜いたもはや作品とも言うべきアイテム!是非このご機会にご試着なされて

 

 

みてはいかがでしょうか☆☆


こちらのスペシャルな素材を用いたセットアップでの着用が可能なPNTも提案しております。

 

 

 

 

 

 

-  Semi Wide 6 Pocket Trousers  -

 

 

新シルエットの6 ポケットセミワイドトラウザーズ になります。チルトでは初のセミワイドシルエットのご提案。

 


パンツは基本的に全て違うボディを使用しており寸法感も違うのですが、こちらが歴代で一番太いラインのパンツ。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

基本の内仕様はコットンマーベルト仕様。袋布には滑らかで高級感を引き立たせるC/Cu のツイルを用いています。

 


総合して見てもかなりダイナミックで迫力のあるマニアックなトラウザーズ パンツになっています。

 


細部のディティールに関しましては生地に合わせてどの品番よりも盛り込んである今季一番の凝り凝り、非常に建築的な品番です。

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

腰スラッシュボケットの細玉縁見せ、ウエストアジャスター、異なるコインポケットを左右に各部に配置。

 

 


要所で貝ボタンも用いていますが、前あきやウエストアジャスターにはブラインドホックを採用。金属の質感もアクセントに。

 


スリムに対してはボリュームのある印象ですが、一般的なセミワイドよりかは裾幅は絞ってありますので足元ももたつかずスッキリと

 


お召しになって頂けるかと思っております。丈感も長くせずジャスト丈に設定しています。

 

 

 

 

 

 

夏場にはサンダルとの相性も良いです!

 

 


これだけ複雑な縫製仕様且つ、手間のかかった素晴らしいファブリックを使用に対してのプライスはだいぶ破格だと思います!

 

 

非常にお勧めなアイテムです!

 

 

 

 

 

-  Drawstring Bomboo Fatigue  -

 

 

軍モノには数多くの名作がありますが今回はジャングルファティーグをサンプリングし削ぎ落として仕立て上げております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

王道な比翼仕立てにしてしまうと前端に厚みが出てしまい、全体のバランスと相まって少しマッチョで男性的になってしまうので今回

 

 

は軽めに仕立てる為に相まって敢えて略式比翼をチョイスしています。( 略式はレディースでよく見られる仕様。) ボタンで前を止め

 

 

てしまうというよりかはウエスト這わせているドローコードをギュッときつめに絞って腰留めしてラフに来ていただくのが一番サマにな

 

 

っておすすめです。紐を引いた時の前端のもたつきを軽減する意図もあっての略式選択でもあります。素材はドレープ感やギャザ

 

 

ーの質感が映えるバンブーと麻を混紡した生地をピックアップしております。こちらは静岡県の機屋の名生地で着心地や揺れる質

 

 

感がとても素晴らしいものになっています。仄かに冷たくとろみのある質感ですが、天然繊維らしい風合いもしっかりと捉えていま

 

 

す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目付けもシャツ地以上、アウター地未満で比較的しっかりしているのでオールシーズン着回しに活躍すると思います。

 

 

フィニッシュで加工が入っており、自然なシワが似合う生地とアイテムなので仕上げはぴっしりとアイロンをかけずにふんわりあげて

 

 

います。お手入れも簡単です。

 

 

 

カフスの形状やポケットの大きさ、袖あきの仕様などベースを踏襲しながら細部のディティールにこだわり抜いて原型の輪郭だけ残

 

 

して今っぽくリプロダクトしています。男っぽいThe 軍モノというよりかはどこかモード且つ都会的でモダンなユーティリティーシャツ

 

 

ジャケットの雰囲気を意識して全体のバランスを取っているので女性の方が大きめに羽織られてもメンズライクで良いと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


シルエットは程よいゆとり感のあるセミオーバーシルエットで抜け感を持たせてあり袖もただのシャツ袖ではなく絶妙なパターンワー

 

 

クによりぽこっと立体感持たせています。

 

 

生地の質感が良いのでワンサイズアップでウエストを絞り上げてガバッとダブっとボリューミーにきていただくのも素敵です。

 

 

 

 

-  tilt Shirt  -

 

 

老舗ファブリックメーカーのシャツファブリックを用いて仕立上げたシャツになります。

 


 

 

異なる色糸を複数組み合わせて交織された面白い糸構成で独特の色彩を楽しむことができます。

 

 

 

 

 


 

 

 

 

Dull Sax は経糸に白、緯糸に鮮やかな水色とブラックの糸を打ち込んでいるトリプルシャンブレー。角度によってやり過ぎない豊か

 

 

 

な色味( 玉虫) を感じることができます

 

 


Dull Sax のようなくすんだ色味の絶妙な先染め生地は定番のサックスブルーが主流のドレスシャツ生地界隈にしては大変珍しいと

 


思います。目付も薄すぎず厚過ぎず、打ち込みもハードすぎない着回しのし易いちょうど良い生地感。

 

 


 

 

 

 

ディティールとしては身幅に対して小さめに設定された小ぶりのスモールカラーとカフス、バックヨーク部のゆとりの取り方にはギャ

 

 

ザーを採用。日常生活で洗い晒して着用していくことを想定しており、上質なドレス生地と洗い晒しのナチュラルなシワ感や自然な

 

 

パッカリング、背面のギャザーの配分をテスト、計算しながら細部を調整されています。

 

 

 

オーセンティックなドレスシャツディティールにブランドの色を加えるべくステッチワークを抜き差ししながらカジュアルアップさせてい

 

 

ます。後ろ姿のギャザーとループにはどこかヴィンテー

 


ジの香りもします。癖のない顔に比重を傾けながらも細部に目を凝らして本気で毎日着たくなるようなシャツになっており、まさにtilt

 

 

のコンセプトがそのまま形となったシャツとなっております。

 

 

是非このtiltの素晴らしいアイテムを店頭にて生でご覧になられてみてはいかがでしょうか☆☆

 

 

それでは!

 

 

 

VINCENT

青森県弘前市大字大町2-1-4

T&F 0172-35-5277

 

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