銀縁眼鏡
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交錯するセカイー1

僕はただ全力で走り続けた。。。
時々、転びそうになるのは足に絡みついてくる黒いモノのせい。いや、正確にいえば「モノ」ではないのだろう。
風の様でもあるし、人間の手の様でもある。

-意思がある事だけは確かだ。

そして、このままでは僕が捕まってしまう事も。
ついさっきまで僕のまわりには数人の人影があり、僕と同様に奴等から逃げていた。
今走っているのは僕独りだ。