数ヶ月前ビーチへ行った時、あるフランス人の女の子に出会った。
ソフィーという名前で赤毛のアンの様な雰囲気の女性。
初対面から好印象で、仲良くなるだろうと確信した。
その後もソフィーと過ごす日々が多く、会う度にフランスや日本、世界、友達、恋愛、仕事、人生の事など色々な話をした。話していくうちに初対面の時の可愛らしい女の子というイメージから、クールでカッコイイ、強くて弱い、ちょい悪だけど人の心をぐっと掴むとても魅力的な女性だと感じた。

数ヵ月後同じビーチへソフィーと行った時、そこでまたある女の子に出会う。
彼女はエルサルバドル出身で名前はガディ。
facebookで彼女の存在を知っていたので私から声を掛け話をした。彼女には台湾人のご主人さんがいて、彼の仕事の関係でビンセントに来た。
最初のイメージは、すっごく可愛いくてクールでカッコイイ。
ガディはオシャレが好きで私のネールをいつも塗ってくれる。料理も上手でとても素敵な主婦でもある。そして、初めての物事になんでも挑戦しようという好奇心旺盛な女性。

国も言語もそれぞれ違う、ソフィーとガディと私はいつしかとても仲良しになっていた。そして、目には見えないがお互い信頼している関係が築けていた。

time flies every day...光陰矢のごとし。
ソフィーがボランティアを終え帰国する日が来た。最後の一週間は毎日一緒に過ごした。ビーチ・ユニオンアイランド・ハッピーアイランド・家・バー・そしてお決まりのビーチコマーズホテルのハッピーアワー。空港へ行くまではソフィーが本当に帰ると思えなかった。というか思いたくなかった。
空港でソフィーはいつものコーラを飲んでいた。自然・オーガニック・野菜が好きだが、コーラやタバコも好きだという少し矛盾している所も好きだ。

私とガディーが階段の横に座っていたので、ソフィーも座る?と聞くと、
『二人の顔を見ていたいからここでいい』と言って立っていた。
彼女はいつも、ふとした時にそういうぐっとくる言葉を掛けてくれる。
その時に見せたソフィーの優しい笑顔が心に焼き付いて忘れられない。

私は、帰国後フランスへ行こうと決めた。
次の目的地はフランスのリオン。ソフィーに会いに。

笑いと笑顔が絶えない日々をありがとう。
I'm so glad to see you girls in my life.
I will see you soon Sophie.