韓国での話ですよ。


輸入肉の19%から黄色ブドウ球菌検出
http://www.chosunonline.com/news/20090922000012


 輸入肉の5件に1件から食中毒を引き起こす「黄色ブドウ球菌」が検出されていたことが分かった。


 農林水産食品部が21日に国会保健福祉家族委員会の林斗成(イム・ドゥソン)議員(ハンナラ党)議員に提出した「2009年上半期輸入食肉微生物検査結果」によると、検査対象の牛肉・豚肉・鳥肉295件のうち57件(19.3%)から黄色ブドウ球菌が検出された。次ぎに多かったのは「カンピロバクター・ジェジュニ菌」の4.1%、そして、「リステリア菌」の1.28%だった。


 黄色ブドウ球菌は通常、80℃以上に加熱すれば破壊されるが、毒素が生成されると100℃以上で加熱しても死滅せず、食中毒を引き起こす。黄色ブドウ球菌による食中毒事件は、今年上半期だけで12件(患者570人)発生している。


 輸入先別では、メキシコ産牛肉からの検出割合が50%と最も高く、次いでニュージーランド産牛肉19%、オーストラリア産牛肉11.1%、米国産牛肉10.5%だった。豚肉についてみると、ハンガリー産は検査対象の2件とも黄色ブドウ球菌が検出され(100%)、オランダ産は75%、デンマーク産は50%から検出された。デンマーク産鶏肉からも検査対象4件の半数から黄色ブドウ球菌が検出された。


 韓国産食肉については、微生物検査が行われておらず、細菌検出の割合は不明だ。輸入食肉も細菌が検出されたからと言って、何らかの措置が取られるわけではない。食品医薬品安全庁関係者は「一般的に言って、食肉から細菌が検出されたといっても、よく火を通して食べれば菌は死滅するので、食肉に対する規定は特に設けない」と説明している。



 もちろん当ブログ的には、「検出された」と言う言葉の裏に「いかほど?」と疑問をさしはさむのはもはやテンプレなのですが、けど残留農薬じゃないしなあ。毒素は時間とともに増えるだろし。

 「いかほどであっても廃棄しる!!」な日本と違い「何らかの措置が取られるわけではない。」な韓国食品医薬品安全庁男前過ぎ。しかし、焼いて菌だけ死んでも意味無いと誰でも思うでしょうが・・・。


 よく考えるとすごいのが、「食肉に対する規定は特に設けない」てことは、今はまだ無いわけですね。微生物検査もしてないわけだし、食中毒の原因菌がいくらいてもどうでもいいのか。食品医薬品安全庁仕事しろよ。


 まっこの輸入肉だってどうせ、韓国国内での保管の拙さでこうなったんでしょうけど。