先日、スペインのサッカーチームであるレアル・マドリードが、ACミランのカカを獲得したと言うニュースが流れて、そりゃビッグニュースだなあと思っていたら日をおかずになんと今度はマンUのクリスティアーノ・ロナウドまで獲得したようです。
 このカカとC・ロナウドという二人は、バルセロナのメッシを除けば、今現在間違いなく世界でトップを争う選手です。


 レアル・マドリードというチームは20世紀でもっとも偉大なチームとも言われるチームで、燦然と輝くのはなんと言ってもチャンピオンズカップ(現チャンピオンズリーグ)5連覇です。当時のメンバーとして有名なのがフランスの「ナポレオン」レイモン・コパやマジック・マジャールを代表するフェレンツ・プスカシュなどに加えて最大の象徴がアルゼンチンの伝説的プレーヤーであるディ・ステファノ(ペレより上だったと言われることもあるほどの名手)で、このディ・ステファノは今のレアル・マドリードの名誉会長になっています。


 で、再び銀河系軍団の復活か?と言われるとおり、この光景は以前のレアルがフィーゴ、ジダンを獲得したとき(1年ごとにですが)とかぶります。当時のレアルはその翌年以降もロナウドを取り、ベッカムを取り、オーウェンを取り・・・と当時世界で最もネームバリューの高かった選手を次々に獲得していきましたが、もちろん、4番ばかり揃えた一時期の読売ジャイアンツがまるで見合わぬ体たらくを示したように、チームとしての機能を徐々に失っていきました。
 そもそも攻撃の選手ばかりを入れて、マケレレを外してしまったおかげで何故かベッカムに中盤の底をやらせるなどとわけの分からぬ布陣になり、しばらく後にグラベセンの加入で多少の落ち着きを取り戻しましたが本当に多少だけで、タイトル獲得はカペッロ政権(ほんの3年前)まで待つことになります。


 先ほど例としてあげたジャイアンツは去年、今年と若手を積極起用して好成績を挙げていますし、今期三冠を獲得したバルサの主力には下部組織で育成した選手が多く含まれています(メッシ、プジョル、イニエスタなどなどもそうだし、監督のグアルディオラだって)。
 んで、レアルは・・・まさかいくらなんでも、失敗した銀河系軍団の2の徹は踏まないでしょうが、華々しい選手獲得に比べてどうにも未来が暗く見えてしまうのは本当に錯覚なのでしょうか?なんか違う意味で注目してしまいます。