本日、ある公開セミナーでパネラーの一人として、喋ってきました。正直出来は最低で、やっぱり原稿でも用意しとけば良かったと思ったんですが、喋る尺も何も連絡無かったしさぁ~(←自分で事前に聞け)。
 聞いてた方は、超高速で繰り出される訳分かんない話に唖然としたことでしょう(^_^;)

 でもまあああ言う機会は自分の考えを改めてまとめるのにも役立ちますね。他人はともかく自分には良かったです(←それじゃダメだろ

 一応今回話したテーマは情報ってことで、消費者の方々にはいろいろ農業の現状とかを知ってもらいたいけど、それでも消費者側からすればいったい何を知らないのかから知らない状態でしょうし、とりあえずは生産者側から情報を出さなくちゃ行けないんじゃないか、んでそれを元に質問とか意見とかを挙げて、勉強してくれればいいんじゃないかとか言いました。以前、農業問題と医療問題というエントリに書いたような事です。で、農家からの情報発信がまるで無いとか、情報発信する際の態度が非常に悪い(どこでも方言タメグチとか)ってな話をしました。

 もっと勉強してくれなんて偉そうな事を言ってますが、そういえば消費者が勉強する、つまり生徒になるならばその時は誰が教師になるのでしょうか。例えば松永和紀さんなどは教師役として最高でしょうが、ああいったライターさんや学者さんなどが本当に教師としてふさわしいのでしょうか?
 いや、その人たちがいけないというわけではなく、しかし教師役として一番手に来なくてはならないのは農業の場合はやはり農家のはずだと思います。が、現状として消費者からの鋭い質問(例えば農薬制度について)にちゃんと理屈で信頼度の高い回答ができる農家などほとんどいません。これは恥ずかしい事です。自分が偉いとは言いませんが。

 さて私はこうしてブログで農業のことなどを書いていますが、ネタは自分が書きたいことを書いているだけです。何か他の人から質問を受けてそれに応えるようなエントリは、無くはありませんがほんの少しです。
 が、ネタを書く際になにかちゃんとした裏付けが欲しくなったら、どこを調べれば情報が得られるかそれなりにわかります。

 しかし一般には、わからないことがあった際にどこの誰に聞けばいいのかすらわからないと言った話がありました。もっともな話で、ネットユーザーならぐぐればいいじゃんとか言いそうですが、食の情報に関しては嘘八百な、クズ情報が腐るほどあって見分けるのもそれなりの知識がいります。
 信頼性の高い窓口を行政で用意するといったアイデアもありますが、しかしだからといって農家がサボっていいわけもないでしょうし、生産物について質問されて答えられない生産者ってみっともないでしょうね。

 実は教師であるという自覚で農を行い、消費者とちゃんと対等に交流できる場所が出来ればいいでしょうが、果たして・・・

 そもそも今は食べることそのものから興味が薄まってる感じがします。食育をもしやるとしたらそのレベルからになっちゃうんですね。うまいものを食べるのは幸せだよと。
 なにしろ不景気で節約すると言えば何?ってアンケートの第一位に食費が挙がるんですからね。これはかなり重症な、やばい問題だと思いますよ。

koume