前のエントリで、農業系の会合(オフシーズンにはすごく多いです)に出たら、必ず来賓挨拶などで「農業は国の根幹に関わる重要な仕事です」と言われると書きましたが、実はそれは嘘で、言われる率は6割くらいです。
しかし、確実に間違いなくいわれることはあり、それは「昨今特に、農産物に安全・安心が求められるようになり・・・」と言った一節です。
ついでに最近の挨拶にはほぼ間違いなく、安全安心の話に中国での冷凍ギョーザの件がくっついてきます。
けど私は、この挨拶を聞くたびに最低二つは違和感を感じます。
一つはいつも書いているように、安全と安心は全くの別物だと言うことで、まあ以前からしょっちゅうやっているのでくどく説明するのはやめますが、もう一つはほとんど農家ばかりしか出ていない会合で中国ギョーザの件を話される点です。
中国ギョーザ事件は未だに犯人だとか結論だとかが出ていませんが、おそらくほぼ間違いなく中国での事件であり、そして確実に、加工あるいは流通段階での事件です。要するに、日本の農家には関係ない話です。
なので、例えば「昨年は中国ギョーザの事件もあり、食品に対する信頼も揺らいでいますが・・・」とか言われても、俺らはシラネエよ、なんですよ。
例えば普通の会社で、新年第一回の朝礼の挨拶にて「昨年、毎日新聞は海外配信の記事でひどい醜態を晒して変態タブロイド紙に落ちぶれた。我々もモラル意識を高く持って仕事をしなければならない」とか言われたらどうでしょうか?いや、1回言われるくらいなら別に違和感はないですよ。以て他山の石いや反面教師とする程度で。けど私、中国ギョーザの挨拶はもう10回くらい聞いてます。たまには餃子の話をしない来賓はいないのか。
県知事にも副知事にも農業政策課長にもそんな挨拶されてもう飽きました。それになんか責められてる感じがします。だいたいほかのやつでも、食品関係で問題を起こしてるのは全て加工か流通業者じゃないか。
まっ別に実害はないんで、ただの愚痴です。
そうそう、エントリで書くために一応「他山の石」と言う言葉の意味を確かめてみたんですが、模範にすると言う意味で使うのは本当は間違いみたいですね。
koume