自民党も本当に酷いですな。って今さら言わなくても当然やろ、という突っ込みは心待ちにしています。
スポニチ 10月16日 野田聖子氏もマルチ商法擁護「勉強不足だった」
野田聖子消費者行政担当相が1996年の国会質疑でマルチ商法をめぐり「一部の悪質な例ばかりが強調されると、一生懸命頑張っている人のやる気をなくし、新たな産業をつぶしてしまう」と業界擁護とも受け取れる発言をしていたことが16日、明らかになった。
野田氏は同日午前の参院予算委員会で自らこの質問を取り上げ「自分の勉強不足で、消費者の視点に立った質問ができなかった」と釈明した。
麻生太郎首相は衆院選をにらみ、消費者行政を重視する姿勢を示している。マルチ商法をめぐっては、前田雄吉衆院議員が業界からの資金提供問題の責任を取って15日に民主党を離党しており、野田氏の過去の発言も波紋を呼びそうだ。
(後略)
さてこの野田聖子氏もアムウェイ(マルチ最大手)からの献金について疑惑を持たれ、なお議員全体が洗われだして、民主党からは前のエントリでも挙げた石井一や山岡賢次、自民からも猪口邦子の名前がニュースの端に上っています。本当にどうしようもないな。
しかし新聞などの論調では、この件は献金を受けたのが悪いとされていますね。いやしかし、そうではなくてマルチを擁護することそのものが悪いでしょう。
このことは、やはり前のエントリであげた悪徳商法相談掲示板にて、「ものつくり屋」さんが非常に的確に指摘されていて、さすがです。
引用させていただこうと思います。
以下引用:http://hpcgi2.nifty.com/anti-multi_committee/c-board.cgi?cmd=one;no=610;id=01 より
なんていうか報道とか見ていて、「もはや、今の日本には道義的な善悪という概念はないのだなぁ~」と思っています。
私は、マルチ商法について「狭い生活道路を通り抜けて近道をしようとする車」というたとえ話を良く使ってきました。その生活道路の周りの家の人にとっては迷惑な車ですよね。かっての日本では、そういう事をする人は「良くない人」と思われた訳です。別に、法律に違反することでなくとも、いわゆる公徳心の欠如として嫌われた訳ですね。
ただ、いつの間にか、「悪というのは法律を犯す事だけで、それさえしなければ悪じゃないんだ」と日本人のほとんどが思うようになってきた訳です。だから、「通り抜ける車の中には速度規制とか一時停止をきちんと守っている車も居るんだから、そういう通り抜けを悪みたいにいうのはおかしい」を公然という政治家も出てくるわけです。「そういう車も沢山居るんだから便宜を図る事も有って良いでしょ」と通り抜ける車の為の案内カンバンを税金で設置する事を求める政治家なんてイメージがうかんできますね。
かっての日本には、法律で定められた「やってはいけないこと」の上に、道徳とか倫理観に支えられた「やらない方が良いこと」があったわけです。生活道路を通り抜けたりするような事ですね。実際のところ、マルチ商法なんて「やらない方が良い」ことなんです。今の報道なんかにスッポリと抜け落ちている概念じゃないかと思います。
koume