関東のほうで雨乞いの奇祭をして、ほんとに大雨が降っちゃった(ちなみにゆうべは金沢でも実に久しぶりの大雨)とかのニュースを見ながら書いてます。
7月26日北國新聞朝刊より
首相「苦慮している」
福田康夫首相は二十五日夜、全国消費者物価指数が大幅上昇となったことについて「資源高、食料高といった世界的な問題で、日本にも波が押し寄せてきたという感じがする。家計が大変苦労されている状況で、苦慮している」と警戒感を示した。その上で「極力、波が高くならないよう政府としても注視していかなければならない」と述べ、家計や企業などに何らかの支援策を検討していると強調した。
医療問題を注視しる!なんてウェブページを作っている人間が言うのもなんですが、苦慮しているとか注視しているとか言うのはコストがかからなくていいデスね。ある意味祈祷の類でしょうか。
さて、消費者物価指数が急騰している中申し訳ありませんが、まだまだ全然上がっていないものもあります。まあ有名なのはお魚です。米も上がっていない・・・のは今はまだいいです。野菜はどうかな。
食品の価格が上がっている・・・のは見てみるとほとんど加工品ばかりで、つまり大メーカーが絡んでいるものは価格を上げやすいということでしょうか。漁師さんは価格を上げる術を知りません。小売店が価格を上げようとしない限り漁師さんの言い分は絶対通りませんし、何故通らないかといえばメーカーに比べて軽視されているからとしか言いようがありません。米が上がっていないのは見方によっては当然で、今流通している米は去年収穫されたものですから、今原油や肥料が高騰しても原価に影響はありません。ただし今年産の米は上がってもらわないとおかしいです。
漁師が一斉休漁したりの話はニュースにもなりましたし有名なはずです。そのニュースでは漁師が政府に対して何か対策をしてもらわないと困るとか、小売店としても憂慮しているとかのお話も流れていましたが、確かに政府はまだなーんにもしていません。やる予定?の対策を見ても「燃費のいい新しい機材を購入する為の補助を出す」とかふざけた事が載っているだけで、なんで台所が苦しい時に好き好んで機材の更新なんかしなくちゃならんのだこの馬鹿野郎とでも言いたくなるところなのですが、本当のところは政府に文句を言っても始まりません。
実際に原油なり肥料なりが上がって漁師や農家が困っている最大の原因は、生産物の価格がまるで連動していないからであって、生産物が原価と同じだけ値上がりするなら漁師に赤字は出ません。もちろん消費者・・・漁師や農家だって消費者ですから同様に・・・困りますが、魚や野菜が買えない方がもっと困るでしょう。魚が捕れなくてはいくらお金を出しても買えません。
なので、私が見ていて一番イヤなのは、市場や小売店関係者が「憂慮している」という事なのです。こういうところが腹をくくればそれだけで解決することなのに、他人事のように見ているからです。
いや政府の対策はどうした、となるかもしれませんがそれは結局は税金の仕業となります。つまり消費者としては、商品価格の上乗せで出すか税金として出すかの違いだけで、結局は負担はすることになるはずです。で、税金で出す事になれば、あの政治家や役人どもの仕事ですから、まともに効率よく使ってくれるとはとても思えません。
商品価格で出す方が中間コストもかからないし、筋がいいと思うんですけどね。
koume