除草剤成分のグリホサートが緑茶に混入していて、下痢などを訴えた人が出たと言う事件が起きています。こちらはなんか、便乗犯と言うか愉快犯の可能性が高そうな感じがします。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080406-00000001-mai-soci
まっ、ウェブソースなんかどこでもどうでもいいんですが。
グリホサートは除草剤としては日本のみならず世界でもっともポピュラーなもので、商品名はラウンドアップが一番有名ですが、ジェネリックの物もたくさん出ています。非選択性で使いやすい除草剤で、雑草にかけても1週間ほどは何の音沙汰もありませんが2週間くらいするとだんだん枯れていき、根まで枯らすので同じ草が復活しないところが特徴です。もっとも、土中にある違う種から芽が吹いて、やはり雑草が根絶するわけではないのですが。これとは逆に効きが早い除草剤(朝かけると、夕方にはもう葉の色が変わるような)もありますが、そういうものは葉っぱだけ枯らして根はそのままなので、しばらくすると元の木阿弥となります。
でまあグリホサートの説明はそれくらいですが、さっき報道ステーションを見ると、グリホサートは飲むと下痢や吐き気などの症状が現われるとか、基本は無味無臭だがわざと臭いをつけたものがあるとか、一般のホームセンターでも容易に手に入れることが出来るとか、要するにそういうものが規制無しに流通してる事がおかしいのではないか?みたいな雰囲気を感じさせる扱いでしたが、なんかおかしくないですか?
当たり前ですが、グリホサートは飲み物ではありません。そういうものに対して、飲んだら危ないとかどうこう言われても知らないよ。ほかのものに例えて言えば、マニキュア液を誤飲したら腹を壊すとか言うような違和感を感じます(マニキュア飲むとほんとに腹壊すか、どうなるかは知りませんけど)。
こんな事件は、混入した犯人が悪いのであって、除草剤の性質がどうこう言っても始まりません。包丁殺人が起こったら、包丁が糾弾されるのでしょうか?
koume