まず言っておきますが、ここで言われている手取りとは一般的なサラリーマンでいう税引き後の本収入の事ではなく、農家にとって単なる売上(各種生産費、経費、税金等全て込み)の事です。


 商経アドバイス4月3日より



 飼料用米 全農が一元販売 交付金含め収入3千300円


 20年産米の生産調整で成否のカギを握る飼料用米の取り扱いについては、川崎史郎・全農米穀部長が系統の方針を説明。20年産では通常の品種も対象としつつも、多収品種を基本に▽全農による一元販売▽全国共同計算の実施▽物流・保管への国の助成(飼料用米導入定着化緊急対策)の活用▽主食用途への横流れ防止▽出荷時の概算金支出なし-によって取り組む方針を示した。
 川崎部長が示した飼料用米による生産者の手取り水準の試算は下表の通り。飼料用米導入定着化緊急対策による交付上限額60キロ1500円が交付された場合、収入は合計3300円になる。流通経費60キロ1000~1300円、さらに調整経費1300円を差し引いたあとに、60キロ700~1000円の手取りが残る計算となる
 国の助成がなかった場合の収入(流通・調整経費控除前)が60キロ800円にとどまり、経費を差し引くと赤字になるのに比べれば手取りが残る分だけ有利だが、助成を受けても▽主食用米よりも手取り水準が極めて低い▽ブロック外流通の場合は経費が増える-などが明らかだ。


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(後略)




 700円手元に残っても、生産者はそこから機械代や燃料代や資材費や・・・を出すわけで、手取りが残るとはとてもとても言えますまい。こんなものをしゃあしゃあと出してくるとはすごい神経です。
 なにしろ、物流・保管経費の方が米本体よりも高いんですからね。そっちの方は値引無しでしっかり取ると言うこの厚顔に塗る薬はあるんでしょうか。もうどうしようもないわ。


koume