千葉で被害が出た餃子からは2万ppm近くが検出されたというニュースが出ています。先日の3千ppmといい、なんで一番に調べられるべき情報が出てくるのがこんなに遅いのかと思わざるを得ません。まあ今更どうでもいいことではありますが。

 でまあ長々扱ってきたこの話題で、さらに新しく付け加えるべき考えを私は持っていないので、以前書いたことの繰り返しになりますが、一応流れですから指摘しておきます。ほとんどテンプレートに近いですが。
 急性毒性を発揮した毒物の残留量を、慢性毒性の基準値と比較するのは意味がないから止めよ!今回もニラの基準の6万倍とか書いてるところがありましたが、そもそも何倍差があればどれだけ危険なのかとかわかっているのか?徒に数字ばかりでかくなって、気味の悪い呪文に見えるわ。


 同じppmだからと安易に比較してるんでしょうが、それはつまりppmとは何か、残留基準値とは何かを知らないことの表れです。うまい例えが思いつきませんが、零戦は時速500km/h以上出るので人が歩くスピードの100倍以上なので極めて速い戦闘機であった、というようなもので、そりゃ数字そのものは比べることは出来ても戦闘機なら戦闘機同士で比べないと意味がないでしょう。新型戦闘機が出るたびに徒歩のスピードと比べていては、それが実際にどれほど速いのか、空中戦闘にはどれほどのスピードが必要なのかつかめません。


 どうせ比較するならLD50の20mg/kgと比較して、例えば今回の場合は餃子1個あたり0.26gの残留が推定されるので、体重50kgの成人の半数致死量1gの1/4にあたる、とすれば何の問題もないのに。6万倍のインパクトには負けますが、充分中毒にはなれそうですよ。


koume