ひょっとすると将来何かの教科書に載るかもしれない、あの福島県は大野病院事件の第10回公判が、去る11月30日に行われました。
この裁判は今まで、検察側の強烈なまでのしつこさと、重箱の隅のつつき具合に圧倒されていた感があったのですが、第10回公判では宮崎大産婦人科教授の池ノ上克氏が痛快ともいえるほどの証言を行い、あまりにも明快すぎて検察も太刀打ちできなかった、との感想が出るくらいです。
詳細はロハス・メディカルブログ
または周産期医療の崩壊を食い止める会
に詳しいです。
福島県立大野病院事件第10回公判(1)
とにかくこの事件を知っている者にとって、今回のやり取りは胸がスカッとするもので、ぜひ一読をお勧めします。
ところで今日は12月4日なので、11月30日に行われた本公判を取り上げるのはちょっと遅れた感じですが(まあ時期外れなエントリを書くのはいつもの事ですが)、何故遅れるかと言えば、私はこの事件や医療情勢について興味を持っていますが、次回公判がいついつだとチェックするほどではない為で、つまりたまたまロハス・メディカルブログを読まないと気付かないからです(^^;
そしてもっと言えば、ロハス・・・などが取り上げないと私はいつまでたってもこの裁判が進んでいる事がわからないということになります。まあ情報収集が甘いと言われればそれまでですが、やっぱり私の場合は情報収集力は農業分野が一番で、医療情報に関してはほとんどがネット頼り、ブログ頼りとなっているので。
当然、ブログがこれほど発達していなければ、業界外の人間はそもそも事件や裁判そのものの存在についても知らなかったと言う事になります。
先日Yosyan先生のブログ
で、間違った新聞報道をいちいち批判する事は徒労ではないか
とのエントリがありましたが、たぶん書いている方から見れば徒労に思うこともままあるでしょうが、私のような医療業界にもいない一読者にとっては非常に有意義で、ありがたく感じています。さすがに新聞報道を鵜呑みにすることはもうありませんが、やはり現場の方とは解釈の仕方も違うし、何より面白いです。
うちのブログももうちょっと役に立つ方を向ければいいかなあと、思うことは思うのですが能力が足りん(^^;まあ私の場合は結局、書く事自体が憂さ晴らしなので、詠まれ方はどうでもいいって無責任な部分があります。徒労とかいう点で言えば、例えばwikipediaに散見される間違った記述を直すことにははっきりと無駄っぽいものを感じるのでそんなことはもうやりませんけど、ブログならいくらでもやれるなぁ。
※ 以前、品目横断的経営安定化対策 のエントリで、米に関する経営安定化対策についての表現が間違っているのではないかと、こめっち様よりご指摘がありました。遅ればせながら普及員等に確認したところ、確かに私の記憶間違いでした。お詫びして訂正いたします。こめっち様、ありがとうございました。
koume